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2026.05.03 visit

【特集】みんなが集うまちの拠点/喫茶キョテン・新潟県胎内市

エリア

下越/佐渡

新潟県内で地元の魅力を発信し、人が集う活気あるまちを目指して活動する人が近年増えています。今回は胎内市と三条市、燕市で複合施設やカフェを運営しながらまちを盛り上げる3組を紹介。新たな出会いや発見を通して、地域の魅力を再発見してみませんか。


ここは人と情報が集まる“拠点”
胎内を訪れるきっかけになれたら

喫茶キョテン/胎内市

新潟県胎内市の本町商店街の空き店舗を活用してオープンした喫茶キョテン。木目を基調とした店内にはレトロな小物やドライフラワーが飾られ、つい長居してしまいたくなる落ち着いた空間


胎内産の食材を使ったランチやスイーツを堪能

昨年3月、新潟県胎内市の旧中条町エリアにある本町商店街に誕生した喫茶キョテン。地域を盛り上げる活動をしているBASE CRAFTER(ベースクラフター)のメンバーである小熊龍太郎さんと平野伸哉さんが運営するお店だ。「これまでキッチンカーなど、市外に向けて胎内の情報を発信してきましたが、次は胎内に来てもらう仕組みをつくろうと、この店をオープンしました。店名には人と情報が集まり、胎内に足を運ぶきっかけになる拠点にしたいという思いを込めています」と小熊さんは話す。

店では管理栄養士の資格を持つ平野さんの料理を提供。胎内産の食材がふんだんに盛り込まれたランチは、約1カ月ごとに内容が変わり、季節の味を楽しめると好評。また、自家製ライスミルクで作るプリンや米粉スイーツ、キンモクセイなどを使ったクラフトドリンクもここでしか味わえないものだ。

「胎内感じる定食」の一例。5/11(月)までは「ポークソテーふき味噌定食」(1,500円)。2人が山で採ってきたフキノトウを使ったソースが豚肉にマッチ。白ごはんをわかめごはんに変更する場合は1,700円

胎内市大長谷集落で育てられたハーブで作った「TAINAI HERB SYRUP(たいないハーブシロップ)」各2,500円。ソーダ割りやカクテルにしたり、ヨーグルトにかけたりするのがお勧め


キョテンで情報を仕入れて本町商店街を散策

店がある本町商店街にも魅力的な店や人がそろっている。ぜひ巡って楽しんでほしいと、2人が作ったマップも用意されている。「水道屋さんだけどお皿を売っていたり、老舗の餅屋さんがあったり、昔ながらの町中華があったり。キョテンで情報を仕入れてから歩くとより面白いと思います。ここをきっかけに初めて商店街を訪れて、こんな場所があったんだと喜んでくれる声が聞けるのがうれしいです」

店ではレコードを持ち寄って楽しむ「RECORD(レコード)NIGHT」や胎内の食材を使ったタコスを食べる「タコス会」など、ユニークなイベントも開催。現在は、新しい視点で地域資源を活用する挑戦の場を整えており、胎内で活躍する新たなプレーヤーを育てるのが彼らの次なる目標だ。

レコード好きが思わず立ち止まってのぞいてしまうスペースも。不定期開催のRECORD NIGHTはお店のインスタグラムで告知されるため要チェックだ


小熊龍太郎さん(左)、平野伸哉さん(右)
2021年、友人らと共にBASE CRAFTERを立ち上げ、地元である胎内市を盛り上げるための地盤を作る活動を開始。イベントやマルシェの開催、商品開発などを手掛ける。小熊さんはデザイナー、平野さんはフォトグラファーとしても活動している。


DATA
住所|新潟県胎内市本町5-7[地図]
電話|080-7822-0212
時間|11:00~16:00、金・土曜のみ18:00~23:00
定休|不定休
インスタグラム|@kissa_kyoten