ワンデー講座「フランス人ガリと作るフランス家庭料理」は、講師のラフォーレ・ガリさん(38)が、フランスの習慣「アペロ」にぴったりの軽食を紹介した。
アペロとは、メイン料理が焼けるのを待つ間、家族や友人と軽くお酒を楽しみながら過ごす時間。
講座では、「肉パン(Pain de Viande)」というミートローフに似たひき肉料理や、肉を柔らかく煮込んでペーストにした「リエット」など6品を作成。いずれもガリさんが幼少期から食べてきた家庭の味や、自身で習い覚えたレシピだという。
ガリさんは参加した9人の受講生を前に手本を見せて説明。どれも手に入りやすい材料ながら、唯一こだわりを見せたのがマスタード。ブルゴーニュ地方のディジョンという土地で古くから作られている「ディジョンマスタード」を示し、「この味じゃないとね」とほほえんだ。
受講生はガリさんを囲み、「ニラはフランス語で言うと?」「この料理にハーブを加えるなら何がいい?」などと次々に質問し、外国文化との出会いを楽しんでいた。
ガリさんは来日して13年。長岡市出身の妻円香さんとの間に2児を育てながら、新潟市東区で子ども英語教室「アピエ」を営む。メディアシップ教室では、英語・フランス語のプライベートレッスンも担当している。
次の料理講座は7月19日の開催を予定。ガリさんは「いっぱいおしゃべりをして、気楽で楽しい時間を過ごしましょう」と笑顔で話した。
ラフォーレ・ガリ先生
ワンデー講座「フランス人ガリと作るフランス家庭料理」
7月19日(金)10:00~13:00
https://cul.niigata-nippo.co.jp/course/detail?id=517371
ムッシュ ガリの語学スクール
https://cul.niigata-nippo.co.jp/course/detail?id=517658