今月の旬の食材 トマト
夏の食卓に欠かせないトマト。新潟県内では新潟市北区で栽培が盛んで、「桃太郎」などの完熟系トマトが主力品種となっています。甘みと酸味のバランスのとれたトマトは、生食でのおいしさはもちろん、炒めたり煮込んだりすると、さまざまな料理にうま味をプラスしてくれます。
トマトと牛肉のガパオ風炒め
炒めたトマトはとってもジューシー! 食欲が落ちる季節にもぴったりのスタミナメニューです。
<材料> (2人分)
■トマト…2個
■牛切り落し肉…120g
■塩・こしょう…少々
■タマネギ…1/2個
■ニンニクのみじん切り…小さじ1
■唐辛子の輪切り…お好みで
Ⓐ:酒…小さじ2
ナンプラーまたはしょうゆ…小さじ2
オイスターソース…小さじ2
■バジル…適量
■オリーブ油…大さじ1
<作り方> (約15分)
❶トマトは一口大のくし切りにする。牛肉に塩・こしょうを振る。タマネギは1㎝幅のくし切りにする。
❷フライパンにニンニク、唐辛子、オリーブ油の半量を入れて中火にかけ、牛肉を炒める。肉の色が変わってきたらタマネギを入れて炒め、いったん皿に取り出す。
❸フライパンに残りのオリーブ油を入れて強火にかけ、トマトの表面を焼きつけるようにさっと炒め、②をフライパンに戻し、Ⓐを加えて手早く炒め合わせる。
❹火を止めて、ちぎったバジルを加え、盛り付ける。
トマトの薄造り
塩昆布、かつお節のうま味成分がトマトの甘みを引き立て、箸が止まらないおいしさです!
<材料> (2人分)
■トマト…2個
■ミョウガ…1/2個
■塩昆布…ひとつまみ
■ごま油…小さじ1/2
■かつお節…ひとつまみ
■白ごま…少々
<作り方> (約10分)
❶トマトは5㎜程度の薄い輪切りにし、皿に並べる。
❷ミョウガ、塩昆布は粗みじん切りにする。
❸①にごま油を回しかけ、②、かつお節、白ごまを振る。
レシピ考案 古川 浩子さん
野菜ソムリエプロ、製菓衛生師
新潟県上越市出身。子どもの頃から食いしん坊の料理好き。会社員時代にいくつかのレシピコンテストで入賞したことをきっかけに一念発起し、料理の世界へ。アシスタントを経て、現在は料理教室講師、企業へのレシピ提供等を行っている。
インスタグラム:@hiroko_furukawa_niigata