江戸時代より続く伝統織物・小千谷縮をはじめ、洗練された麻素材のアイテムが、暑い夏を涼やかで快適に楽しませてくれる。
夏らしい涼のある生地、鮮やかなカラー。ラミー麻を使用した小千谷縮等の麻織物なら、そのどちらもかなえてくれる。小千谷縮は雪深い新潟県小千谷市で生まれた麻織物。1977年の創業以来、職人の手仕事と伝統技法にこだわったものづくりを続ける水田（みずた）株式会社では、小千谷縮をはじめとした上質な麻の生地を使用したオリジナルブランド「IONO（いおの）」を展開。自社の染色工房で、職人たちによって美しい色合いが生み出されている。
「麻は通気性の良さが特徴。暑さの厳しい夏は、柔らかな触感が心地いいオーガンジーストールがお薦めです」と教えてくれたのは、代表の黒崎愛子さん。グリーンやピンクのグラデーションが美しいぼかしのシリーズは、首や肩に巻くだけでコーディネートを上品にまとめてくれる優れものだ。
オリジナルの麻生地に手染めでグラデーションを描く「オーガンジーストール ぼかし」（9,900円）。顔周りを明るく涼やかに印象付ける
「お客さまの声を反映し、改良を重ねながら、使いやすくて長く愛用できるアイテムをご提案しています。天然素材・麻の世界観をお楽しみください」。県内二つの直営店のほか、オンラインショップでも商品を販売。小千谷縮の雑貨も多数そろえているので気軽に訪れてみよう。
小千谷縮を独自改良して作られた「縮 日傘」（27,500円）。洋装、和装問わず合わせやすく、UVカット率95%と機能性が高いのも魅力
コンパクトで使いやすい「小千谷縮ミニウォレット」（各3,300円）に2024年春夏コレクションからパープルが仲間入り。ギフトにもぴったり
展示販売のお知らせ
新潟日報メディアシップ１階「インフォメーションセンターえん」にて展示販売実施：７月５日（金）～８月27日（火）まで（予定）
黒崎 愛子さん
小千谷縮をはじめ、麻のファッション・雑貨・インテリアなどのブランド「IONO」を展開する水田株式会社２代目社長。自ら企画やデザイン、販売などにも携わり、小千谷縮の技術伝承を進めつつ、麻の魅力を発信している。
布ギャラリー 本店
住所｜新潟県小千谷市旭町11-4［地図］
電話｜0258-82-3213
時間｜10：00～17：00
定休｜年末年始
インスタグラム｜＠mizuta.iono
https://iono.jp/
IONO 古町ルフル店
住所｜新潟市中央区古町通七番町1010 古町ルフル１階［地図］
電話｜025-201-8686
時間｜10：00～18：00
定休｜水曜
インスタグラム｜＠iono_furumachi
