暮らしに花と緑があれば、きっと毎日がもっと心豊かになれるはず。
細川洋蘭農園（新潟市江南区）の細川実幸さんに毎月季節の植物をご紹介いただきます。
ふわっと丸い、まるでブーケのような寄せ植えを手軽に作ることができる「スリットバスケット」をご存じですか？その名の通り、カゴの隙間に植物を差し込んで植えるだけで、きれいな半球型に作ることができる便利なグッズです。
ビオラのブーケ風寄せ植え。斑入りのコプロスマとツル性のへデラ、ふわふわとかわいらしいワイヤープランツ
今回はスリットバスケットを使って、クリスマスシーズンに作りたくなる方が多い「ハボタンブーケ」「ビオラブーケ」を作っていきます。
（ブーケのように見えるので、私が勝手に呼んでいます！）
ハボタンをブーケ風に。カラーリーフはヘデラと明るい色がかわいらしいロータス
ハボタンもビオラも、寒さに強い植物なのでこの時季おすすめです。冬の庭先を明るく彩ってくれますよ。
初心者の方でも簡単に作れますので、作る工程の一部をご紹介します。
スリットバスケット。こちらを使っていきますよ！
まずはハボタンブーケ。
バスケットに、土があふれないように付属のシールを貼ります。
このスリットの入ったスポンジ状のシールに、植物を差し込んでいきますよ。
まずはヘデラを差し込んで
ハボタンをバランス良く差していきます
大きさにもよりますが、ハボタンブーケには、ハボタン約15個、カラーリーフ約3個が目安。
ビオラブーケには、ビオラ苗約15個、カラーリーフ約3個を使っています。
ポットから抜いてそのままでは入らないので、土を半分ほど落としてから入れていきます。
上から見るとこんな感じ
コツは、スリットバスケットにギュウギュウに植えないこと。
隣の植物に当たるギリギリのところでストップします。
ミニバラ・グリーンアイスをメインに。ビオラのほか、カラーリーフはヘデラやロータス、プミラ、プラチーナ、ハクリュウ、サントリナを使って華やかに。
出来上がったら水をしっかりあげます。
どちらのブーケも、寒い場所で、日光が当たる場所が好きです。スタンドやお好みの鉢に載せるほか、フックをかける穴が開いているので壁に吊るすこともできますよ。
ぜひお好みの植物で作ってみてくださいね。
