
暮らしに花と緑があれば、きっと毎日がもっと心豊かになれるはず。
細川洋蘭農園(新潟市江南区)の細川実幸さんに毎月季節の植物をご紹介いただきます。
梅雨が明ければ夏はすぐそこ。
暑い夏は、室内で眺めて楽しむ観葉植物の寄せ植えはいかがでしょうか?
おうちにいながら、ちょっとリゾート気分になれるかも。
夏の観葉植物の寄せ植えにおすすめの植物は、つややかな赤いハート型が特徴的なアンスリウムです!
アンスリウムを1鉢入れただけで、リゾート感たっぷりになります。
アンスリウムはなかなか強い植物なので、初心者の方にも育てやすいですよ。

ピンク色のアンスリウムを中心に、南国感たっぷりのテーブルヤシ、丸い葉がかわいらしいシッサス・ロツンデフォリア、鮮やかなレモン色のフィロデンドロン・レモンライム、シルバーの斑が入った葉が個性的なスキンダプサス
植物を選ぶポイントは、葉の形や色が違うものを選ぶこと。
緑色の葉の植物だけを選ぶと全体が暗くなります。
さまざまな形や色、斑入りの葉を取り入れると明るくなり、寄せ植えがにぎやかになります。

アンスリウム、ふわふわの葉が爽やかなアスパラ、連なった葉が垂れ下がるシュガーバイン、観葉植物としておなじみのシェフレラ、テーブルヤシ、まだら模様の葉が特徴的なドラセナゴッドセフィアナ、斑入りの肉厚な葉が明るい雰囲気のぺぺロミア・セルペンス、フィロデンドロン・レモンライム
水やりは、土が乾いたら。
土が濡れている時はあげないで下さいね。根腐れの原因になります。
観葉植物は、ジリジリとした真夏の直射日光は避けましょう。
明るい半日陰みたいな場所が、居心地が良いです。
外に出してもOKですが、真夏は日差しが強いので、半日程度、日陰に置くのがおすすめです!
10月後半頃には暖かいお部屋に移動して下さいね。
細川洋蘭農園 細川 実幸さん
細川洋蘭農園・専務。フラワーコーディネーター。父が開業した同園を夫と共に継ぐ。毎月店内で開催している寄せ植え教室の講師を務めている。店で販売している植物や雑貨などの仕入れも担当。4人の子どもの母。
https://hosokawayo-ran.com/