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これからを楽しむ私になれるアクティブマガジン

2026.07.27 life

レース越しに夏の光を満喫 太陽と暮らす北欧時間 

エリア

新潟市

居心地のよい空間と豊かな自然に囲まれ、自分らしく無理のない暮らしが魅力の北欧諸国。そんな北欧のインテリアや食、ライフスタイルを通し、豊かな暮らしのヒントを見つける「にいがた北欧化計画」を、新潟市のインテリアショップ「フィンチアンドホーム」店主の塚越大助さんにご紹介いただきます。


こんにちは。
梅雨の時期も蒸し暑く、汗なのか雨なのかわからないくらい、びしょびしょになりながら動き回っている僕です。

先回は、「夏至祭」で私の酔っ払い写真をお披露目しまして失礼いたしました。
昨年はあの写真の後、人口ではスウェーデン第三の都市「Malmö(マルメ)」へ。
僕の大好きな街のひとつで、ここを拠点にして、デンマーク・コペンハーゲンでこの時期毎年開催される「3daysofdesign(スリーデイズオブデザイン)」に、「エーレスンド海峡」を電車で行き来しながら参加しています。

6月中旬・夕方18時すぎのマルメ

このマルメや、隣町のルンド(ルンド大学やルンド大聖堂が有名)は、17世紀までデンマーク領だった歴史的な背景からデンマークの文化が色濃く残っていて、街並みも街の大きさも、素朴な人たちも含めて、とても居心地の良いところです。

また、気候的にも海流の影響で、スウェーデン南部のほかの地域より穏やか。
真夏でも22℃くらい、真冬でも氷点下一桁台です。
氷点下と聞くと「おっ!」と思われる方も多いかもしれませんが、湿度が高くないので、新潟の冬より過ごしやすいかもしれません。昨年11月後半、仕事でこの季節に初めて訪れたときは、寒さへの怖さでドキドキしていましたが、体感的にはまったく大丈夫でした。

白夜が近い6月中旬・夜22時半頃のマルメ市街地

お話は戻りますが、毎年訪れるこの6月は、いわゆる「白夜」に近い季節で、日中の明るい時間がとにかく長い!
写真を見ていただくとわかりますが、22時を過ぎても夕方18時くらいの感覚の明るさです。
日付が変わる頃になってようやく「夜」ですが、その4時間後にはもう明るくなり始める笑。

6月中旬・朝5時半のマルメ市街地

1日が長くなったような気がして、とても得した気分になりますが、一時的な滞在で来ている僕にとっては、日本時間にどっぷり浸かった頭と身体では、慣れるまでちょっと…な感じです。

そんな日照時間の話をお客様に笑いながらすると、決まって「明るいと寝られないですよね」とか、「カーテンは遮光じゃないと大変ですね」というご意見やご感想をいただきます。
いえいえ、僕の知る限りでは、カーテンをしていない、もしくはレースだけというお家のほうが多いんです笑。

11月下旬・夕方18時頃のコペンハーゲン市内

冬はご想像の通り、曇り空や天気の悪い日が続くので、当然日照時間は短くなります。
だからこそ、少しでも晴れた日や、それこそ「夏至祭」を迎える頃からようやく天気が良くなってくると、「太陽の光をたくさん浴びたい!」となるわけです。

コペンハーゲン市内のマンション。カーテンのない家がたくさん

その暮らし方って、考えようによっては、とても人間らしい。
暗くなったら寝る。
明るくなったら起きる。
太陽の光をいっぱい浴びたいから、カーテンをつけない。
そんな考え方です。

ウチのお客様にも、さすがに「カーテンをつけない!」は難しくても、レースtoレース(レースカーテンを2枚掛ける)という選択肢をご提案しています。

「北欧の暮らしに学ぶ」。
にいがた北欧化計画です笑


塚越大助さん
北欧家具店「フィンチアンドホーム」(新潟市西区・中央区)店主。新潟の自然や気候に寄り添い、北欧の知恵を取り入れ、日々を豊かに彩る空間づくりを提案している。
https://finchome.com/