居心地のよい空間と豊かな自然に囲まれ、自分らしく無理のない暮らしが魅力の北欧諸国。そんな北欧のインテリアや食、ライフスタイルを通し、豊かな暮らしのヒントを見つける「にいがた北欧化計画」を、新潟市のインテリアショップ「フィンチアンドホーム」店主の塚越大助さんにご紹介いただきます。
こんにちは。
暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
「夏らしい」といえばそれまでのようですが、普段の僕のように「暑い暑い!」と言っても変わらないので、その夏の過ごしかたについて、お話しさせていただきます。
北欧の人たちは、先回カーテンのお話でも触れましたが「お日さま」を欲しがります。
夏至祭から始まって、サマーバケーション、で、サマーハウスまで。
暑くなりだすと、みんなテンションが上がってくるようで笑
私とスタッフで、3年ほど前に残暑厳しい9月上旬に、デンマーク・コペンハーゲン市へ訪れたときのこと。
北欧家具や照明の素晴らしさを、お客様に伝える仕事をしながら、お客様から「北欧は何回くらい行かれているのですか?」と聞かれた時、スタッフが「行けてなくて…」と小さな声でモゴモゴ答えているのをみて、これはまずい!本当ではない!と思い、家具や照明だけでなく北欧の暮らしを学ぶことを目的に全員で行きまして。
業界からは、こういうところが「異端児」扱いされているようです笑
デンマークの運河にある、名建築物のひとつ「Cirkelbroen(デンマーク語で「円形の橋」)」やデンマーク王立図書館付近を散策していたときのこと。
平日にも関わらず、運河沿いには多くの人々が、日向ぼっこや日焼けを楽しんでいます。
ん!?いやいや、海に飛び込んだり、泳いだりしている人もいて、それも水着でなく「自由な」格好。
ウチの女子には刺激が強く、すぐに運河沿いを歩くルートから、街歩きへ変更したのは言うまでもありません笑
街中は、日差しこそ強いですが、ビル陰や木陰に入ると幾分と涼しく、心地よいです。
新潟の夏と違い、湿度が高くないので、僕的には過ごしやすいと思います。
ただ近年、日本の空調メーカーがデンマークに進出したりと、温暖化の足音は確実に北欧諸国にも聞こえてきていて、環境対策の声はさらに大きくなってきているようです。
気温が上がり始めると、みんな「サマーハウス」に足を運び始めます。
「サマーハウス」とは、自宅とは別で郊外に構える、いわゆる「別邸」です。
「別邸」と聞くと、立派なものを想像しますが、ちょっとした小屋の延長線上の可愛いお家であったり、自分で建てちゃう人もいたり。
そんな「サマーハウス」で、日頃の喧騒から距離を取り、ゆっくり近くの山々や湖畔を散策したり、そのサマーハウスの傷んだところを直したり、また家族との時間や趣味を楽しんで過ごすなど、「暮らしかたを整える」ことを楽しんでいます。
そう、この「暮らしかたを整える」って、やれているようでやれていない。
でも、とても大切なことだと思いませんか?
家族や友人、自分が幸せであること、そして趣味や仕事も充実したい、させたい。
それには、「暮らしかたを整える」ことが近道、そして大切と考えていて、時間の取り方や仕事の仕方なども社会として工夫がなされている。
僕らも、それに習うようにしています。
あ、「にいがた北欧化計画」ですね笑
「暮らしかたを整える」
楽しんでいきましょう!
塚越大助さん
北欧家具店「フィンチアンドホーム」(新潟市西区・中央区)店主。新潟の自然や気候に寄り添い、北欧の知恵を取り入れ、日々を豊かに彩る空間づくりを提案している。
https://finchome.com/







