暮らしに花と緑があれば、きっと毎日がもっと心豊かになれるはず。
細川洋蘭農園(新潟市江南区)の細川実幸さんに、毎月季節の植物をご紹介いただきます。
日差しも徐々に力強くなり、ハーブが元気に葉を茂らす季節となりました。
この時季は、ハーブを暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか?
虫よけハーブ、キッチンハーブ、香りハーブ、ティーハーブなど―。
ハーブは寄せ植えでも、単品植えでも、庭植えでも、いろいろな楽しみ方があります。
キッチンハーブを育てておくと、料理でちょっと緑を摘んでおかずに色を添えたいときに便利です。
料理のトッピングや飾り付けに向くハーブをいつでもフレッシュに使えます!
おすすめはパセリ、バジル、ローズマリー、セージ、タイムなど。
初心者にもおすすめで、料理の香り付けなどに幅広く利用できます。
虫よけハーブは、虫が嫌がるにおいを発する植物。
ゴキブリはミント系の強い香りが苦手です。
アロマティカスは、爽やかな良い香りが広がり、ゴキブリを寄せ付けません。
モフモフでふわふわな葉っぱが見た目にもかわいらしい多肉植物のハーブです。
お部屋に置いて芳香剤のように使えます。
蚊を寄せ付けないシトロネラールという成分を多く含む品種のハーブゼラニュームは、玄関や窓際で育てると蚊よけになります。
葉っぱを触ると香りがわかりますよ!
香りのハーブは、香りの強い品種やエッセンシャルオイルの成分が多く含まれている品種です。
バラの香りがする品種のハーブゼラニュームは、アロマオイル、ポプリなどに最適なハーブです。
いろんなハーブで楽しみ方もいっぱい!
細川洋蘭農園 細川 実幸さん
細川洋蘭農園・専務。フラワーコーディネーター。父が開業した同園を夫と共に継ぐ。毎月店内で開催している寄せ植え教室の講師を務めている。店で販売している植物や雑貨などの仕入れも担当。4人の子どもの母。
https://hosokawayo-ran.com/