今月の旬の食材 アスパラガス
大地から伸びる若い茎を収穫するアスパラガス。今や通年で見かける野菜ですが、旬の時季は春から初夏にかけて。豊富な雪解け水と春先のたっぷりの日照により、柔らかくもシャキッとした歯応えと甘さが際立ちます。主な産地は、新潟県内では新発田市、津南町、十日町市などです。
アスパラガスの丸ごと春巻き
パリッとした春巻きの皮をかむとホクホクのアスパラガスが! 食感の違いが楽しいシンプルな一品。
<材料>(2人分)
■アスパラガス…6本
Ⓐ:薄力粉…大さじ1
:水…大さじ1
■春巻きの皮…6枚
■塩・粗びき黒こしょう…少々
■レモン…お好みで
■揚げ油…適量
<作り方>(約15分)
❶アスパラガスは根元近くの固い皮をピーラーで薄くむく。Ⓐを混ぜ合わせる。
❷春巻きの皮の手前側に、アスパラガスを穂先が出るように置き、くるくると巻き、春巻きの皮の端にⒶを塗って閉じる。
❸フライパンに1cmほどの揚げ油を入れて中火にかけ、②を入れ、転がしながらキツネ色になるまで揚げ焼きにする。
❹油をきり、盛り付ける。塩・粗びき黒こしょう、お好みでレモンをかけていただく。
アスパラガスとクリームチーズのマフィン
アスパラガスの香りと甘さ、チーズのうまみがきいたお食事系マフィン。食べる前に電子レンジで軽く温めて。
<材料>(直径5cm型×4~5個分)
■アスパラガス…4本
■クリームチーズ…50g
Ⓑ:薄力粉…100g
:ベーキングパウダー…小さじ1
■卵…1個
■オリーブ油…60ml
Ⓒ:牛乳…60ml
:砂糖…大さじ1
:塩…小さじ1/3
<作り方>(約15分 ※焼き時間を除く)
❶アスパラガスは1cm幅の斜め切り、クリームチーズは1cm角に切る。Ⓑを合わせてふるう。オーブンを190℃に予熱する。
❷ボウルに卵を割りほぐし、オリーブ油を入れてよく混ぜ、Ⓒを加えてさらに混ぜる。Ⓑを入れてゴムベラで切るように手早く混ぜ合わせる。
❸①のアスパラガス、クリームチーズを加えて軽く混ぜたら、型の8分目程度まで入れる。
❹190℃のオーブンで20~25分焼く。竹串を刺し、生地が付いてこなければ焼き上がり。
レシピ考案 古川 浩子さん
野菜ソムリエプロ、製菓衛生師
新潟県上越市出身。子どもの頃から食いしん坊の料理好き。会社員時代にいくつかのレシピコンテストで入賞したことをきっかけに一念発起し、料理の世界へ。アシスタントを経て、現在は料理教室講師、企業へのレシピ提供等を行っている。
インスタグラム:@hiroko_furukawa_niigata