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2024.06.09 life

世界に挑む、安田瓦のインテリア 丸三安田瓦工業のフラワーベース / 新潟のすぐれもの

シリーズ

新潟のすぐれもの

エリア

下越/佐渡

国内最北端の瓦産地である新潟県阿賀野市安田地区。鉄分を多く含む地元の土を使い、1,200度以上で還元焼成(しょうせい)することで硬く丈夫に仕上がる安田瓦は耐久性に優れ、豪雪地の屋根を守る「雪国仕様の瓦」として親しまれてきた。しかし、市内瓦メーカーの閉業を受け、「このままではいけない」と立ち上がったのが、2015年当時、丸三(まるみ)安田瓦工業の工場長を務めていた遠藤俊さんだ。

曲げ木プロダクツ「STORIO(ストーリオ)」(新潟県小千谷市)とコラボした花器 支(M 28,600円)は、木枠を使わない剣山内蔵型のタイプもある

デザイナー梅野聡さんとタッグを組み、最初に商品化したのはテーブルウエアブランドTSUKI(ツキ)。美しい鉄色の食器は国内外で高い評価を獲得。「世界に通用する安田瓦ブランドを作ること」を目標に次々と商品開発を進めてきた。

くぼみで苔玉を包み込む苔玉 窪(6,930円)は、苔販売を行う「グリーンズグリーン」(新潟市中央区)とのコラボ商品

地元企業とのコラボで多彩な食器を生み出した後、23年6月には初の試みとなるインテリアブランドMYK(マイケイ)を発表。曲げ木、苔玉、剣山の各プロフェッショナル企業とコラボし、三つのシリーズを展開。「TSUKIをパリで開かれた国際展示会『メゾン・エ・オブジェ』に出展した時、現地企業から『この食器を花器として貸してくれないか』と相談されました。その経験から出来上がったのがMYKシリーズです。これまで屋根でしか見ることのなかった安田瓦を手元でも楽しんでいただけるよう、これからも新たな事にチャレンジし続けます」

剣山は「石﨑剣山」(新潟県三条市)の製品。手前が剣山 麗(7,150円)。奥の小ぶりな剣山 彩(3,190円)は3点セット(9,570円)でも販売

展示販売のお知らせ

新潟日報メディアシップ 1階 インフォメーションセンターえんにて、花器の展示販売を実施。
■展示販売期間:24年5月31日~7月30日


 

遠藤 俊さん
丸三安田瓦工業取締役/ブランドプロデューサー。瓦の重厚感を生かしたオリジナルテーブルウエア、県内企業とのコラボ商品を開発。2024年6月、インテリアブランド・MYKの新商品がデビューを控えている。

丸三安田瓦工業
住所|新潟県阿賀野市保田6130-1[地図]
電話|0250-68-3802
時間|直営店ギャラリー粘土工房ものがたり10:00~16:00
定休|なし ※最新情報はSNSをご確認ください
https://www.marumikawara.com/
X|@marumikawara