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2024.07.11 visit

街歩きが楽しい月岡温泉と、まるで美術館のような蔵春閣へ ―新潟・新発田市― / 地元の推しコレ

シリーズ

地元の推しコレ

エリア

下越/佐渡

推し人 白玉の湯 泉慶 女将 穴澤 恵子さん
新潟県新発田市生まれ。大学卒業後、新潟市内のホテルに勤務した後、家業の「白玉の湯 泉慶」へ。月岡温泉の若手経営者らで立ち上げた合同会社ミライズの代表も務める。趣味はゴルフ。家族で出かけるキャンプも楽しみの一つ。

 


推しスポット 新潟地酒premium SAKE蔵

新発田市にある月岡温泉は、全国トップクラスの硫黄含有量を誇るエメラルドグリーンのお湯が魅力です。10年ほど前から「歩きたくなる温泉街」を目指して街づくりを進めていて、足湯や「月あかりの庭」などの撮影スポット、ショップを巡って街歩きを楽しむお客さまが増えています。

週末には街歩きを楽しむ多くの人が行き交う月岡温泉街

月岡温泉の若手メンバーで立ち上げた合同会社ミライズでは、1年に1軒ずつ温泉街の空き店舗をリノベーションしたコンセプトショップをオープンさせてきました。スイーツやドリンク、発酵食などその数は10店舗になりましたが、第1号店であり、現在も一番人気のお店が「新潟地酒premium SAKE蔵」です。新潟県内の全酒蔵の、大吟醸や純米吟醸といったプレミアムラインの日本酒を取りそろえていて、試飲ができるのが特徴です。

新潟地酒premium SAKE蔵での飲み比べ体験。600円で試飲引換券(おはじき)3枚を購入し、おちょこ3杯分の試飲ができる

県内全蔵元のお酒がそろっている

 


推しスポット 蔵春閣

もう一つぜひ足を運んでいただきたいのが、新発田市の新たな見どころの「蔵春閣」です。明治時代に帝国ホテルやサッポロビールなど数多くの企業を設立した新発田市出身の実業家、大倉喜八郎の別邸の一部を移築したもので、昨年春から一般公開が始まりました。襖絵(ふすまえ)や龍の天井絵、シャンデリアなど造りの一つ一つが本当に素晴らしく、見応えがあります。館内でお茶も楽しめるので、ぜひその豪華な雰囲気をじっくり味わってみてください。

蔵春閣は、各界の客人をもてなす迎賓館でもあった建物。二階大広間は八角形と四角形を組み合わせた蜀江組(しょっこうぐみ)折り上げ格天井が見事。入館料プラス400円で月替わりの新発田銘菓と飲み物を館内で楽しむことができる

 


 

新潟地酒premium SAKE蔵
住所|新潟県新発田市月岡温泉566-5[地図]
電話|0254-32-1101
時間|9:30~12:00、13:00~18:00
定休|木曜

蔵春閣
住所|新潟県新発田市諏訪町1-9-20[地図]
電話|0254-28-3255
時間|9:00~16:00
定休|木曜(祝日の場合は翌日)
入館料|大人500円、小・中学生400円