和装にも洋装にも似合う、きらめくビンテージビーズのアクセサリー。縁起のいい和柄モチーフでお守りのような存在に。
爽やかな黄色が映えるヒマワリ柄の着物で出迎えてくれたデザイナーの赤羽（あかはね）春香さん。和のテイストを日常的に楽しめるビーズアクセサリーには、歳月を経て愛されるフランス産のビンテージビーズやビンテージスパンコール、凹凸が美しいバロックパールなどクラシックな風合いを取り入れた一点ものがそろう。「和装の髪飾りというと、漆器に施される螺鈿（らでん）のように上品なものが中心。もっとカジュアルに着物を楽しめたらと思い、オリジナルアイテムを作るようになりました」
ブローチ、帯留めとしても活躍する「wa 木瓜（わ もっこう）」（7,700円）。子孫繁栄を意味する木瓜（もっこう）柄と富の象徴とされる分銅（ふんどう）柄がモチーフ
赤羽さんが手掛けるアイテムは、和装、洋装問わず合わせやすい万能さが魅力。縁起のいい日本伝統の和柄をモチーフにすることで、毎日身に着けたくなるお守りのような意味合いも持っている。尖ったデザインのように見えて、実は秘めたメッセージが一つ一つに込められているためギフトにもちょうどいい。「和装というと敷居が高く感じられますが、アクセサリーで気軽に和のテイストを取り入れることができます。年を重ねても使えるものを意識して制作しているので、年齢を問わずお楽しみいただけたらうれしいです」。手縫いで仕上げる繊細な作品は、イベント出店もしくはオンラインショップで購入可能。ビーズアクセサリーの制作に加え、茶道と書道を通じて和の文化を楽しめるイベントも計画中とのこと。公式インスタグラムをチェックしよう。
ビンテージビーズを惜しみなく使用した「古仏（こふつ） 首飾り」（7,700円）はバロックパールと手作業で作り上げた留めパーツがアクセント
着物に使用する羽織ひもから着想を得た「古箔（こはく）パール イヤリング片耳」（3,630円）。気分に合わせて付ける位置を変えられる
展示販売のお知らせ
新潟日報メディアシップ１階「インフォメーションセンターえん」にて展示販売実施：８月２日（金）～10月１日（火）まで（予定）
赤羽 春香さん
長野県松本市出身。東京家政大学卒業後、新潟県内の呉服店に勤務。日本の伝統文化にほれ込み、日常的に着物や茶道、書道をたしなむ。着物に合わせるすてきな髪飾りが欲しいと思ったのをきっかけにアクセサリー制作をスタート。
harukaakahane（ハルカアカハネ）
インスタグラム｜＠harukaakahane
販売先（BASE）｜https://harukakahane.thebase.in/
