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2024.08.04 visit

【特集】大地の芸術祭 よりみちグルメ/芸術祭の楽しみ方

エリア

中越

7/13(土)に新潟県十日町市と津南町で開幕した「大地の芸術祭 越後妻有(えちごつまり)アートトリエンナーレ2024」。芸術祭の楽しみ方について大地の芸術祭広報の大平友紀子さんにお話を伺いました。


五感で楽しむアート

今回の大地の芸術祭のテーマの一つが「五感体験」。作品が置かれた環境やそこに行くまでの時間、地元の人たちとの触れ合いなどを作品鑑賞にプラスして、芸術祭で体験するさまざまなことを五感全開で思いきり楽しんでほしいという思いが込められている。広報担当の大平友紀子さんは「ことしの芸術祭は今までに比べて、見るだけでなく実際に体験できる作品が多いことがポイント。大人も子どももたっぷりアートを楽しんでほしい」と声を弾ませた。

大平さんのお気に入り作品 「Kiss & Goodbye」(土市駅)/ジミー・リャオ[幾米](台湾) 2015年
絵本をベースに作られており、大平さんいわく「芸術祭で一番かわいい作品」だ

芸術祭の楽しみ方

出展作品数は311点(うち新作・新展開85点)。数の多さに、どこをどう見れば良いか迷った人は「まずは越後妻有里山現代美術館MonET(モネ)、まつだい『農舞台』などの主要施設を巡ることで鑑賞のこつがつかめると思います。その後に屋外作品を見て回るとより楽しめるのでは」とアドバイス。また芸術祭巡りのお供としてお薦めなのが、お得に鑑賞できる作品鑑賞パスポートと、作品解説や便利情報が掲載されている公式ガイドブックだ。

大自然の中での作品鑑賞なので、水分補給や帽子の着用など、熱中症対策が大切。自然の中を歩くため、長ズボン+スニーカーで巡ることをお勧め。「携帯電話の電波が届かない所もあるので、事前準備はしっかりと」と呼びかけた。


大地の芸術祭広報 大平 友紀子さん
2004年生まれ、新潟市西蒲区出身。女子サッカーチームFC越後妻有のMF(ミッドフィルダー)兼、大地の芸術祭のスタッフとして活動。ことしはチームの副キャプテンとして活躍しながら、芸術祭の広報を担当する。趣味はドライブで、海沿いを走るのが好き。


「たくさんの失われた窓のために」内海昭子

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024

期間|7/13(土)〜11/10(日) 
定休|火・水曜 ※8/13(火)、14(水)は一部公開
時間|10:00~17:00(10月以降~16:00) ※各作品によって公開日や時間が異なる場合あり
料金|作品鑑賞パスポート料金
一般4,500円/小・中・高2,000円/小学生未満無料
※パスポートの提示で、大地の芸術祭の各作品を1回(一部の作品は2回まで)鑑賞できます
※一部の作品は、パスポート提示で鑑賞料割引
※有料イベントは別料金
※地域内の飲食店や温泉など50店舗以上で利用できる特典付き
公式ガイドブック|1,200円
問い合わせ|大地の芸術祭実行委員会事務局
025-757-2637
https://www.echigo-tsumari.jp

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