秋の夜を温かに彩る「あかり」イベントが新潟県内各地で開催されています。地域の知られざる魅力を発信するものや震災復興の感謝を込めたものなど、成り立ちはさまざま。それを知れば、あかりがますます美しく輝いて見えること間違いなしです。
震災から20年、思いを込めたイルミネーション
2004年の中越地震で甚大な被害を受けた新潟県小千谷市は、多くの人たちからの励ましや支援を受け、復興の道のりを歩んできた。ことしは震災から20年の節目であり、ちょうど市政70周年にも当たる。これまでの支援に対する感謝の気持ちと、能登半島地震の復興を願う、感謝と希望のイルミネーションイベント「オヂヤホタル」を開催している。
イベント名は、太陽光で充電し、暗くなるとLEDが自動で点灯する「ペットボタル®」を使うことにかけて「オヂヤホタル」とした。小千谷市山本山の山頂に、信濃川と市の魚・錦鯉の色をイメージした光のイルミネーションを展開している。また能登半島地震により開催が見合わされた石川県輪島市の「輪島・白米(しろよね)千枚田あぜのきらめき」からペットボタル®を預かり、同イベントに設置。被災地の1日も早い復興への願いを込めた。イベント事務局の安達仁さんは「あかりには市内小中学生、およそ1,200名のメッセージも託されています。ぜひ多くの人たちに見てもらい、感謝と希望の光を全国の皆さんに届けたい」と期待を込めた。
開催期間
9/23(月・振休)〜11/9(土)
開催地
山本山高原山頂展望台広場(新潟県小千谷市山本)[地図]
時間
17:30〜21:30頃
料金
無料
問い合わせ
オヂヤホタル実行委員会事務局(小千谷市環境共生課)
電話|0258-83-3566
WEB|https://www.city.ojiya.niigata.jp/site/ojiyahotaru
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