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2024.10.25 visit

歩いて詣でて足湯でゆったり 弥彦温泉の歴史をたどる道 

エリア

下越/佐渡

地元の推しコレ・弥彦村③

推し人  弥彦観光協会 吉川あゆみさん


今回は、弥彦温泉の歴史をたどれる道をご紹介します。
弥彦温泉発祥の地で参拝し、足湯も楽しめるおすすめのウオーキングコースです。

歴史あるトンネルをくぐってスタート

まるで映画の世界への入り口のような、弥彦公園のトンネルは国の登録有形文化財に指定されています。
入口脇の岩石には富士山の溶岩が用いられています。
石を切り出す際の、くさびの跡が残る岩は「鬼の歯形」と呼ばれ、地元の子供たちに恐れられているとか?!

トンネルを抜けると、目の前にはもみじ谷が広がります。右手にある「湯神社参道」と書かれた坂道を登っていくと、ひょうたん広場へと続きます。早朝に、鳥の鳴き声を聞きながらウオーキングをすると特に気持ちよく歩ける小道です。

木立の中を歩ける気持ちのいい小道

ひょうたん広場を奥へ進むと、「湯神社参道」が現れます。
約1000年前、この地に温泉が湧き出た事から、弥彦温泉発祥の地と呼ばれています。

石造りの鳥居が並ぶ湯神社参道

鳥居が立ち並ぶ、神秘的な雰囲気の参道を進んでいくと、中腹に現れるのは弥彦の大神様の第五嗣“建田背命(たけたせのみこと)”の御神廟。父母の教えによく従い、大変親孝行な神様だったと伝えられていますので、ここでしっかりお参りを!

建田背命の御神廟

上ったり下りたりを繰り返し、公園入口から約20分程で「湯神社」に到着。
毎週水・土・日・祝日および、毎月1日・2日・15日には、社務所に神官さんがいらっしゃるので、御朱印をいただくこともできます。
実は湯神社は「石薬師様」とも呼ばれ、病気を治す神様とされています。また、白蛇が出たことから商売繁盛の神様としても崇められ、卵をお供えする方も多いんです。

弥彦温泉発祥の地「湯神社」で参拝

弥彦温泉発祥の地「湯神社」でお参りした帰りは、弥彦公園入り口にある「湯のわ」へ。
源泉かけ流しの神湯を無料で楽しめる足湯で、疲れた足を癒やしてあげるまでがセットです。

弥彦駅前の「湯のわ」で疲れを癒やして

弥彦温泉の歴史をたどる道、ぜひ行ってみてくださいね。

湯神社
■場所 弥彦村弥彦字熊ヶ谷

駅前広場「湯のわ」
■場所 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦1043-25〔地図
■電話 0256-94-3154(弥彦観光協会)
■営業時間 9:30~16:30(冬期閉館)
■駐車場 あり
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