地元の推しコレ・弥彦村④
推し人 弥彦観光協会 吉川あゆみさん
古くから彌彦神社の参拝客や北國街道の宿場町として栄えてきた弥彦温泉街。
近年は、弥彦温泉街のほぼ中央に位置する「おもてなし広場」を中心に新しいお店がどんどんオープンし、老若男女問わず多くの観光客が弥彦を楽しんでいます。
新しくて映えるスイーツはもちろんですが、弥彦は昔ながらの伝統が息づいている街。
いろんなスイーツがちまたにあふれる今だからこそ、懐かしい弥彦の味を再発見してみてはいかがでしょうか。
彌彦神社前のお土産屋さんで食べる一本箸のところてんは、江戸時代の禅僧、良寛さんが「もったいない」という節約を説いた事が始まりともいわれています。
一本箸でところてんをうまく食べられるようになれば、あなたも立派な弥彦ツウ!
冬の温泉街を歩いていると醤油のいい香りが食欲をそそり、味のしみたおでんが人気ですが、私のオススメは「みそ田楽」。
弾力があってこんにゃく本来の味が楽しめるうえに、お味噌は各お土産屋さんの手作りで、それぞれ個性があるんです。
甘さの強いものや隠し味のショウガを感じるものなど、どれもとてもおいしいので、それぞれ食べ比べてみてはいかがでしょうか。
ご当地グルメグランプリで優勝したこともある「イカメンチ」は言わずと知れた弥彦名物ですが、実は彌彦神社前の酒屋やよいさんでは、元祖「白根屋」さんのレシピを再現したイカメンチが味わえます。昔からの味を知っている地元住民にはたまらない味です。
玉ねぎがたっぷり入った揚げたてイカメンチはいくつでも食べられそう!
酒屋やよいさんでは土日・祝日を中心に販売しています。
食べやすい一口サイズなので食べ歩きにもちょうどいいですね。
醤油おこわが人気の三笠屋製菓、カレー豆で有名な成沢商店の甘納豆などなど、弥彦には地元民が愛するグルメがまだまだ隠れています。
ぜひ、弥彦を訪れた際は昔ながらの名物グルメも味わってみてくださいね。
■弥彦観光協会「やひ恋」/食べる https://www.e-yahiko.com/eat/