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2024.12.01 visit

王朝文化香る景福宮と秀麗な青瓦台・ソウル観光

新潟空港から2時間ほど。Kポップスターの推し活やグルメ、お買い物など、楽しみ満載の韓国は人気の旅行先ですよね。10月中旬に訪れた韓国の旅を、4回に分けてお送りします。初回は王道のソウル観光です! (assh編集長・野瀬淳子)


朝鮮王朝時代(1392~1910)の宮殿、景福宮(キョンボックン)は、朝鮮建国に伴い、現在のソウルに遷都した翌年1395年に建てられました。

背後に山がそびえ、南に漢江が流れる立地は、風水に基づいて決められたそう。
大都会のど真ん中に、これだけの規模の王宮が残っていることに驚かされます。
宮殿は韓国時代劇の舞台としてもおなじみですね。私はドラマ「太陽を抱く月」にはまったので、名シーンが思い起こされます・・・

王室が大規模な宴を催す際に使われた慶会楼。池では舟遊びを楽しんでいたとか

人気の観光地とあって、国際色豊かな観光客があちこちに。
かつて王の即位式が行われるなどした正殿前は、思い思いの韓服をまとった観光客がこぞって記念写真を撮っていました。

韓服姿の観光客たち。ドラマでもおなじみの赤い韓服は王様

景福宮に接し北側に位置する青瓦台は、歴代大統領が住居や執務室としたところ。その名の通り、青い瓦が使われた入母屋造りの建物で、李承晩(イ・スンマン)初代大統領から文在寅(ムン・ジェイン)大統領まで、大統領府として使われました。2022年に就任した尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が官邸を移し、一般開放したことで、新たな観光スポットとして人気を集めています。

大統領の執務室。2羽の鳳凰が国花・ムクゲを囲む紋章があしらわれている

広大な庭や赤じゅうたんが敷かれた本館、執務室などはどこも格調高く、一見の価値ありです。

大統領とその家族の居住エリア

景福宮
ソウル市鐘路区世宗路161
 https://royal.khs.go.kr/ROYAL/contents/menuInfo-gbg.do

青瓦台
ソウル市 鍾路区 青瓦台大路1
https://www.opencheongwadae.kr/jpn

明日は「屋根のない博物館」ともいわれる古都・慶州観光をお送りします!