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2024.12.25 life

凜と華やぐ 年始を彩る和モダンな寄せ植え

暮らしに花と緑があれば、きっと毎日がもっと心豊かになれるはず。
細川洋蘭農園(新潟市江南区)の細川実幸さんに毎月季節の植物をご紹介いただきます。


お正月は来客があるご家庭が多いかもしれません。
玄関先には伝統的な門松もいいけれど、お年始にいらした方を、お正月らしい寄せ植えでお迎えできたらすてきですよね。
今回は、お正月の寄せ植えを作るコツをご紹介します!

シクラメン、ハクリュウ、ハボタン、ギョリュウバイ、チェッカーベリー、コプロスマ、シロタエギクを使った寄せ植え

①まずは、鉢(器)を選びましょう
「鉢で雰囲気が決まる」と言ってもいいくらい、鉢は重要です。
お洋服を選ぶのと同じくらい、見た目がガラッと変わりますよ!

こちらは人気の植木鉢。幅広のリムが特徴的

②花材選び
松、竹、梅と縁起が良いものを選ぶも良し。
実モノも入れるといいかも。
万両、千両、ヤブコウジ、キンズ、チェッカーベリーなど、赤や黄色の丸い実が可愛らしさを演出してくれます。

左上から時計回りにピラカンサ、シチフクナンテン、カルーナ 、ヤブコウジ、ハボタン、 プリムラ

カラーリーフも重要です。花材の葉っぱが緑色ばかりだと、暗い印象になる可能性があるので、
斑入りの葉っぱ(ヤブコウジ、ハクリュウ、コプロスマなど)や赤い葉っぱ(ヒューケラ、南天など)で華やかにしていきます。

③花材を器に入れる時の見せ方
背の高い花材は後ろ、背の低い花材は前が基本です。
花材がひとつひとつ正面を向くように植えましょう!

④お正月飾り
お正月飾りを一つ二つ入れるだけで、お正月らしい雰囲気が一気に出ます!

伝統的で豪華絢爛なタイプ

シンプルなタイプ

飾り紐や水引でさりげなく

花材や飾りを工夫して、ぜひ年始を彩ってみてくださいね。

植木鉢を変えるとまた違った雰囲気に