暮らしに花と緑があれば、きっと毎日がもっと心豊かになれるはず。
細川洋蘭農園(新潟市江南区)の細川実幸さんに毎月季節の植物をご紹介いただきます。
お正月は来客があるご家庭が多いかもしれません。
玄関先には伝統的な門松もいいけれど、お年始にいらした方を、お正月らしい寄せ植えでお迎えできたらすてきですよね。
今回は、お正月の寄せ植えを作るコツをご紹介します!
①まずは、鉢(器)を選びましょう
「鉢で雰囲気が決まる」と言ってもいいくらい、鉢は重要です。
お洋服を選ぶのと同じくらい、見た目がガラッと変わりますよ!
②花材選び
松、竹、梅と縁起が良いものを選ぶも良し。
実モノも入れるといいかも。
万両、千両、ヤブコウジ、キンズ、チェッカーベリーなど、赤や黄色の丸い実が可愛らしさを演出してくれます。
カラーリーフも重要です。花材の葉っぱが緑色ばかりだと、暗い印象になる可能性があるので、
斑入りの葉っぱ(ヤブコウジ、ハクリュウ、コプロスマなど)や赤い葉っぱ(ヒューケラ、南天など)で華やかにしていきます。
③花材を器に入れる時の見せ方
背の高い花材は後ろ、背の低い花材は前が基本です。
花材がひとつひとつ正面を向くように植えましょう!
④お正月飾り
お正月飾りを一つ二つ入れるだけで、お正月らしい雰囲気が一気に出ます!
花材や飾りを工夫して、ぜひ年始を彩ってみてくださいね。