外出もなかなかできないこの季節。家で熱中して取り組める何かがあれば充実した時間を過ごせるはず。冬はこれまでやったことのない新しい趣味を見つけるぴったりのタイミングかもしれません。今回はバラエティーに富んだ三つのハンドメードをご紹介。講座も開かれているので、気になった方は習いに行ってみては。
あんこで作るお花のおはぎ
食用の着色料で色付けした白あんを花の形に絞る「あんこのお花®」。あんこで作った花をおはぎの上に飾り付けた、新年のおめでたい席にもってこいの華やかなスイーツ。
教えてくれた人 のと弥 餡 misato(みさと) さん
和なはアートフード協会「あんこのお花®」の、新潟県初の上級認定校講師。美しい見た目はさることながら、食べてもおいしいあんこスイーツの魅力を伝えている。
各種予約サイトはこちら
https://lit.link/notoyaan
新潟日報カルチャースクール〈me-gaco(ミガコ)〉では「あんこのお花® 体験教室」を随時開講しています。開講予定はme-gacoのサイトからチェック! 人気講座のため早めの予約がお勧めです。
me-gacoサイト
https://cul.niigata-nippo.co.jp/me-gaco/
(この他にミキサー、おはぎ、またはカップケーキを用意)
│材料・道具│
1/しぼり袋2枚
2/はさみ
3/キャップラー(無くてもOK)
4/バラ口金(先がしずく型の口金)103番
5/フラワーネイル(直径4cm)
6/フラワーリフター(箸でも代用可)
7/スケッパー(薄くて硬い板状の物でも代用可)
8/絞った花をのせる皿やバット
9/ゴムベラ
10/ボウル
11/白あん
12/着色料(野菜パウダーや抹茶、ココアなど)
1/しぼり袋にキャップラー(本体)を入れ、キャップラーの先が1cmくらい出るよう袋の先端を切る。キャップラーを指でよく押し込む。
2/白っぽくなるまでハンドミキサーで混ぜてやわらかくした白あんを、着色料でお好みの色に着色する。
3/(2)をゴムベラで手のひらに収まる量だけすくって(1)に入れる。
4/空気が入らないようスケッパーであんこを袋の先に押し出す。
5/しぼり袋の先に口金をはめ、キャップラーのリング状のパーツで固定する。
6/利き手の親指の付け根でしぼり袋を挟んで持ち、しぼり袋の余った部分を親指に軽く巻き付ける。
7/あんこが入っている部分を手前に回し、袋をパンパンに張らせる。
POINT▶︎この時、必ず口金の穴の太い方が下になるように持つ。
8/利き手と反対の手でフラワーネイルを持つ。親指と人差し指・中指で支柱の中央を挟み、人差し指の第一関節辺りから爪先に向かってくるくると回転させる(左利きの場合は画像の矢印と逆回転)。
9/花の土台を絞る。フラワーネイルの中央に口金の太い方が来るようにし、(8)の要領でフラワーネイルを回転させながらあんを円形に1周絞る。
POINT▶︎しぼり袋を絞る手は固定し、フラワーネイルの回転だけで形を作る
10/フラワーネイルをゆっくりと回転させながら花弁を1枚ずつ絞る。手首を起こし、口金の細い方(上側)を少し浮かせてあんを絞る。
11/2枚目以降の花弁は、前に絞った花弁の下から絞り始めるときれい。これを花弁が1周するまで繰り返す。
12/しぼり袋をフラワーリフターに持ち替え、土台にリフターの先を差し込む。真上ではなく水平に滑らせるようにして花を外し、皿に移す。
13/花芯を絞る。口金を付けていない別のしぼり袋に、黄色に着色したあんこを入れ、袋の先を2mm程度切る。花の中央に小さな点を三つほど絞る。
14/リフターを使っておはぎやカップケーキの上にあんこの花を飾って完成。
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