assh12月号の読者プレゼントアンケートで「新潟県内のおすすめチョコレート店」を募集しました! いただいた回答の中から、assh編集室が選んだ5店を紹介します♪
1.SWEETS ESCALIER
新潟市東区にある「SWEETS ESCALIER (スイーツ エスカリエ)」は、カカオ豆から板チョコになるまでのすべての工程を自社で行う「Bean to Bar(ビーントゥバー)」による商品を販売しています。カカオ豆ごとの魅力が引き出された板チョコが絶品です。
オーナーシェフの金子智巳さんは、神奈川・葉山の「フランス茶屋」(現「パティスリー・ラ・マーレ・ド・チャヤ」)などで修行し、1997年、地元・十日町市で「パティスリー ALICE(アリス)」を開店。2014年に新潟市東区に移転し、「SWEETS ESCALIER」としてオープンしました。「Bean to Bar」を中心としたチョコ作りに挑戦し、「Academy of Chocolate(アカデミー・オブ・チョコレート)」「International Chocolate Awards(インターナショナル・チョコレート・アワード)」といった、数々の国際品評会で受賞しています。
お店は家族経営で、小規模だからこそできるこだわり抜いたチョコレート作りをしています。「少量ずつしか作れないので、年間100種類くらいを大体年に1回くらいしか仕込めない。以前食べたチョコレートでも、年が変われば全然違う味になるので、その変化を楽しんでもらえればいい。本当に一期一会のチョコだと思いますね」と、金子シェフ。
金子シェフが特におすすめするのは、フレーバーの種類が豊富な「Bean to Bar」の中でも、インターナショナルチョコレートアワード金賞の「Honduras Mayan Red Milk 60%(ホンジュラス マヤレッド ミルク 60%)」と、ハイボールとの相性が抜群の「Cherry Smoked Thailand Nakhon 68%(タイ ナコーン 68% 桜スモーク)」。ぜひお気に入りのBean to Barを見つけてみて。
assh 読者からのコメント!
ケーキ屋さんですが、チョコレートがすごくおいしくて芸術的で、推しにプレゼントしたこともあります。(ばんくす・40代・女性)
SWEETS ESCALIER
住所|新潟市東区大形本町5丁目1-53[地図]
電話|025-278-7785
営業時間|12:00〜18:00
定休日|水・木曜(イベント時期により変更あり)
2.CHOCOLATERIE NOIROUGE
新潟市からもう1店舗をご紹介! 「CHOCOLATERIE NOIROUGE (ショコラトリー ノワルージュ)」(新潟市西区)は、まるで宝石店のような店構えのお店です。
オーナーシェフの平山拓徳さんは、大阪のケーキ店「ムッシュマキノ」、ラグジュアリーホテルの「ザ・リッツ・カールトン大阪」、カナダの「リッツ・カールトントロント」などで経験を積み、新潟で同店をオープン。2月にはオープンから3年を迎えます。
「チョコレート自体がすごく高価なものになってきているので、お客様が一生懸命働いて稼いだお金でこのお店のスイーツを買ってよかったと思っていただけるようなチョコレート作りを心がけています」と、平山シェフ。「今後もお客様に喜んでいただける、きれいな、おいしい商品を作り続けていきます」と、笑顔で話しました。
宝石のように美しいボンボンショコラは、ツヤツヤカラフルに仕上げたモールドタイプと、四角いエンロービングタイプの2種類。
バレンタイン用の商品は、「ショコラアソート10粒」と「ティグレ5種」を用意。
「ショコラアソート」は、毎年バレンタインデー・ホワイトデー限定の新作フレーバーが楽しめます。今年は、イチジクやレモンなどのフルーツ系のフレーバーが多数ラインアップする予定です。そのほか、光の反射で虹色に光るチョコも。
「ティグレ」は、フィナンシェと生チョコを組み合わせた商品。
assh 読者からのコメント!
きれいでおいしい。価格は高いが、また必ず食べたくなる。あまり教えたくないお店。(匿名・50代・女性)
CHOCOLATERIE NOIROUGE
住所|新潟市西区寺尾東1-11-20[地図]
電話|025-201-7831
営業時間|水〜土曜 10:00~18:00、日曜 10:00~17:00
定休日|月・火曜、ほか不定休(※お店のInstagramをご確認ください)
3.しょこら亭 本店
続いて、新潟県阿賀野市の「しょこら亭 本店」をご紹介。夕方の暗くなってきた時間帯にお店を訪れましたが、店周りのライトアップと店内から漏れる明かりが、いい雰囲気を醸し出しています。
地酒を使った生チョコレートなどが人気の同店。おしゃれな店内にはイートインスペースがあり、ほっとひと息つくのにぴったり。テラス席ではワンちゃんも一緒に過ごすことができます。
オーナーシェフの小菅一郎さんは、もともと地元の金融機関に勤めていましたが、20代半ばで何か手に職をつけたいと考え、洋菓子店で数年務めた後、2000年に前身となるお店「菓子工場カンパーニュ」を阿賀野市(旧安田町)にオープン。2016年1月に本店を現住所に移転した際に「しょこら亭 本店」としてリニューアルオープンしました。
チョコレート作りを手がけたきっかけは、百貨店の催事への出店を打診されたことだそうです。新潟県内の酒造会社とコラボしたチョコを作りたいと考え、八海醸造(新潟県南魚沼市)、麒麟山酒造(新潟県阿賀町)、大洋酒造(新潟県村上市)といった酒造会社とのコラボ商品を生み出しています。
「地酒、エディブルフラワーといった地域の食材や文化を取り入れることで、地域活性化にも貢献したい」と話す小菅シェフ。お店づくりにも小菅さんの思いが詰まっていて「イートインスペースを設けることで、皆さんが阿賀野市を訪れるきっかけの一つになってほしい」と笑顔で話しました。
小菅シェフがおすすめするのは、越後の銘酒・八海山(八海醸造)の希少な大吟醸酒を贅沢に使った「八海山プレミアム生チョコ」。
阿賀野市の丸三安田瓦工業とのコラボ企画で誕生した「猫チョコ(陶器入り)」もおすすめ。かわいらしい猫型のチョコと一緒に、猫型の陶器が入ったプレゼントにぴったりの商品です。丸三安田瓦工業は、福島県の遺跡から出土した猫形の土器をもとに陶器を製作・販売していますが、今回の企画のためにしょこら亭オリジナルサイズで製作してもらったそうです。陶器は期間限定で、新潟の花「ユキツバキ」をあしらっています。
assh 読者からのコメント!
生チョコが本当においしいです。遠出してでも行く価値あります。(たまごやきき・20代・男性)
しょこら亭 本店
住所|新潟県阿賀野市保田1398-1[地図]
電話|0250-68-5370
営業時間|9:30~18:00
定休日|月曜(火曜不定休)
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4.おっととと! あきらです。
新潟県長岡市にあるこぢんまりとしたかわいらしいお店の「おっととと! あきらです。」は、濃厚なチョコレートケーキが自慢のお店です。オーナーシェフの牧野晃(あきら)さんにちなんだ店名も気になります。
牧野シェフは、チョコレートの本場ルクセンブルクのほか、県内外の菓子店で修行し、2011年に同店をオープン。看板商品の「しあわせチョコケーキ」は、「辛いときこそ幸せを感じていただきたい」という願いを込めているそうです。
「しあわせチョコケーキ」は、クーベルチュールチョコレートを贅沢に使った滑らかなチョコレートムースをこだわりのチョコレートでコーティングした一品。大小のサイズがあるのでお好みで。
ハート型のケーキは2人で食べるのにぴったりのサイズ。冷凍で提供されるので、仲良しな2人の愛で溶かしながら食べてほしいとのこと♡
ほか、朝日酒造(新潟県長岡市)の「久保田 千寿 純米吟醸」を使用した「純米吟醸生チョコ」は、日本酒感が強めで、大人の男性にもおすすめ。キレのある日本酒と、濃厚でビターな生チョコのマリアージュ。芳醇な香りとほろ苦さが絶妙にマッチしています。
assh 読者からのコメント!
チョコレート専門店ではないけど、毎年おいしそうなチョコやケーキを売っていて、濃厚ですごくおいしいから。(あめ・10代・女性)
5.QUON CHOCOLATE & DEMI-SEC 新潟上越店
2024年9月にオープンした、人気ショコラトリーと焼き菓子専門店のコラボ店舗「QUON CHOCOLATE & DEMI-SEC(クオンチョコレート&ドゥミセック) 新潟上越店」(新潟県上越市)は、コラボ店舗としては県内唯一のお店です。また、障がい者雇用にも力を入れており、福祉とチョコレートで地域社会に貢献しています。
店内、お菓子、パッケージのすべてがかわいらしく、訪れるのが楽しくなるお店です。
商品には余分な油脂を使わない、ピュアチョコレートを使用し、世界各国のカカオと地域の食材のマリアージュが楽しめます。「Discovery Japan-日本の再探求-」というコンセプトの商品は、チョコレートを通じて日本各地の食文化を発信しており、新潟では雪室で低温熟成させたコーヒー豆「雪室珈琲」(鈴木コーヒー・新潟)とのコラボ商品を提供しています。
「チョコレートをはじめとして焼き菓子の種類がたくさんあり、皆さんが幸せになれるような商品をご用意しているので、ぜひ足を運んでいただきたい」と、千葉深彩都店長。
千葉店長のおすすめは、店内で手作りする「QUON(クオン)テリーヌ」。フレーバーは150種を超えるといい、新潟上越店では常に30種以上が並びます。しっとりとした食感で、色とりどりのラインアップなので、お気に入りを探すのも楽しめます。
「DEMI-SEC」併設の同店では焼き菓子「クオンシェ」もおすすめ。北海道産の生乳を使用した発酵バターをたっぷり練り込み、昔ながらのレシピで丁寧に焼き上げています。バターの風味とピュアチョコレートの組み合わせが絶品です。
assh 読者からのコメント!
昨年9月にオープンした本格的なチョコレート専門店です。チョコレートを使ったお菓子がたくさんあってどれもおいしいです。(まりほー・50代・女性)
QUON CHOCOLATE & DEMI-SEC(クオンチョコレート&ドゥミセック) 新潟上越店
住所|新潟県上越市仲町3-1-13[地図]
電話|025‐530-6020
営業時間|10:30~19:30
定休日|火曜(祝日の場合は翌日)
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