1day講座「呑んで、聞いて、話して知る、日本酒」は、さまざまな銘柄の日本酒を味わいながら、日本酒ジャーナリストの小島岳大さん(48)が語る日本酒よもやま話に耳を傾ける1時間半だ。
教材は小島さんおすすめの、その時季においしく飲める日本酒。1月は久須美酒造(長岡市)、阿部酒造(柏崎市)、村祐酒造(新潟市秋葉区)、天領盃酒造(佐渡市)の4銘柄が並んだ。
講座では、小島さんが「今一番勢いがある」と称する阿部酒造に焦点を当て、6代目を継いだ阿部裕太さんの取り組みを紹介。受講生は小島さんが選んだおつまみを肴に、各自飲み比べながら、若い蔵元の従来にない挑戦物語に聞き入った。
大学時代を京都で過ごした小島さんは、ふるさと新潟の看板を掲げた居酒屋で日本酒に開眼。大学卒業後は新潟県内の出版社に勤務し、当時県内にあった全92の蔵元を取材するなど、新潟清酒の魅力を知り尽くしている。
ほろ酔い気味の受講生は「普段自分では選ばないようなお酒と出会えるのがいい」と満足そう。小島さんは「造り手の思いを知ってもらい、日本酒や食に関心を持ってもらいたい」と話した。
小島岳大先生
【1day講座】呑んで、聞いて、話して知る、日本酒 4月期
4/2(水)、5/7(水)、6/4(水) 18:30~20:00
https://cul.niigata-nippo.co.jp/course/detail?id=519453
詳細・お申込みは2月下旬に新潟日報朝刊やHPでお知らせする予定です。