毎月第３月曜日、新潟市中央区のメディアシップ教室はパンが焼ける甘く香ばしい香りに包まれる。
「簡単！手ごねパン講座」は、新潟市中央区で料理教室「Brot Kuche“Reiko”」を主宰する熊谷れい子さん（62）が講師を務め、パン作りを初歩から指導する。
２月の講座では、生地にチョコチップとココアパウダーを加えた「Ｗショコラブレッド」を作製した。まずは熊谷さんが注意点を解説しながら生地をこね、受講生はでき上がった生地の温度や軟らかさを確認し、おのおので生地をこねる。
発酵を待つ間は、熊谷さんを囲み、おすすめのハーブティーを飲みながら講座のおさらいを。生地の乾燥を防ぐ方法や、寒い季節に生地を作るときの注意点といった、自宅でもおいしく作るためのアドバイスに、受講生は熱心に耳を傾けていた。
パンのほかに、サラダやスープについて学べるのも特長。この日はダンディライオンのハーブティーをだし代わりに活用した、春菊とベーコンのスープを紹介した。
熊谷さんは「添加物を使わずに、おいしいパンが食べられるのが手作りの良さ。難しく考えないで一度足を運んでみてほしい」と話した。
熊谷れい子先生
簡単！手ごねパン講座
第3(月) 10:00～14:00
https://cul.niigata-nippo.co.jp/course/detail?id=519893
