
「〜心丈夫に生きる〜 好きで囲む私の暮らし」
『ご自愛手帖』が始まり、あっという間にまもなく一年が巡ることに驚く。
春直前のこんな時期こそ心や身体に目を向け、ご自愛が大切な季節。
自分の心に寄り添い、ねぎらい、心軽やかに晴れやかに新しい季節を迎えたいもの。
インターネットやSNSの普及で、見映えの良い他人の生活が簡単に目に入ってくるようになり、望まぬ比較や評価が生まれがち。知らぬ間に影響を受けて自分の価値観が揺らいだり、自己肯定感が下がってしまうようなこともあるはず。大切にすべきところは自分の心地良さに対する直感で、少しでも心が揺さぶられるものは視界から遮り距離を置き、左右されずに自分軸で生きることが、心の健康を保つ一番の方法だろう。
私は、自分が何をしている時が幸せなのか、どんな時が心躍る瞬間なのか、さまざまな場面で感じる微細な感覚に注意を払い、細かく切り取り注視するようにしている。なぜ自分がそこに幸せを感じるのか、心躍る瞬間が湧き上がるきっかけは何か、原点を探る。考察していくと自分の幼少期の行動に辿り着くことが多々あり、三つ子の魂百までである。小さな頃に夢中でやったこと、キラキラした思い出の中にある自分の「好き」という気持ちに直結する行動。その直感的で本質的な喜びを、今の自分と暮らしに落とし込んで再現し、繰り返すことで心満たされる時間が増えていく。自分が幸せを感じる段取りを身に付ければ、いつでも最短最速で幸福度を高めることができるからだ。
最終回の動画は、「〜心丈夫に生きる〜 好きで囲む私の暮らし」
みなさま、どうぞご自愛くださいね。