今月の旬の食材 カブ
カブは春と秋冬に旬を迎える野菜です。4月初旬から5月にかけて出回る春カブは、みずみずしくて皮まで柔らかく、甘みのあるのが特徴。浅漬けやサラダなどに、葉や茎も含めておいしくいただけます。春カブは主に新潟市西区の砂丘地で栽培されています。
カブのイワシ タプナード
タプナードとは、イワシ油漬、ニンニク、オリーブ油などをペースト状にした南フランスの調味料。春カブと合わせておつまみに!
<材料> (作りやすい分量)
■カブ…1個
■オイルサーディン(イワシ油漬)…4本
Ⓐ:ニンニクすりおろし…小さじ1/2
酢…小さじ1
缶詰のオイル…小さじ2
■黒こしょう…少々
<作り方> (約10分)
❶カブは縦半分にして横7~8mm幅に切り分ける。
❷葉と茎の部分は熱湯に塩少々(分量外)を加え、さっとゆでて刻む。
❸オイルサーディンは、スプーンなどでつぶしⒶを混ぜ合わせる。
❹切り分けたカブに②③をのせて器に盛り、黒こしょうを振る。
カブと真鯛のカルパッチョ
同じ季節に旬を迎える“出会いもの”を盛り合わせた春のサラダです。カブは表面をさっと焼くことで、甘さと香ばしさが際立ちます。
<材料> (2人分)
■カブ…1個
■真鯛刺身用…半身
■塩…少々
Ⓑ:レモン汁…小さじ2
オリーブオイル…小さじ2
薄口しょうゆ…小さじ1
<作り方> (約15分)
❶カブは6~8等分のくし形に切り、フライパンにオイル(分量外)少々を熱して香ばしく焼く。
❷薄く切り分けた真鯛の刺身と①を器に盛り、塩を軽く振る。
❸カブの葉と茎の部分は熱湯に塩少々(分量外)を加えてさっとゆでて刻み、②に散らす。Ⓑを混ぜ合わせて回しかける。
レシピ考案 高橋 美奈子さん
Cooking Studio M 料理教室 主宰
短大卒業後、調理師学校へ。料理教室の助手を務め、その後さまざまな国を巡りレストランや料理学校で研修。2005年より自宅で料理教室を行いながら新潟県内の各企業で指導にあたっている。主な資格はJSAソムリエ、CPAチーズプロフェッショナル。
https://www.minako-takahashi.com