
講座「はじめてのスペイン語」は、新潟市中央区のメディアシップ教室で開かれている定期講座。スペイン語講師の久住真由さんの指導で、旅先でちょっとした会話を楽しむことを目指す。
スペイン語は、スペイン本国のほかメキシコやペルーなど多くの国で公用語として使われている言語。
4月の講座では、あいさつや文法のほか、旅先でも役立つカフェテリアでの会話などを紹介した。
「オラ ケタル コモエスタス(こんにちは。調子はどう?)」
「ムイ ビエン(とってもいいよ)」
「イ ウステ(あなたは?)」などと受講生同士で練習。
久住さんは「会話の流れに慣れるのが大事。楽しくないと学べないから、簡単なところから始めるといい」と呼びかけた。
受講生らは性別で変化する名詞やアクセントの位置などについて熱心に質問。久住さんの語る中南米での体験談に興味深そうに耳を傾けた。
久住さんは進学先のアメリカの大学でスペイン語に出合い、メキシコに留学するなど没頭。帰国後は東京大などで長年指導してきた。「スペイン語は日本人にとって発音しやすく、覚えやすい。理解すれば、フランス語の文法にも応用できるし、イタリア語話者とも会話が成り立つ。世界が広がる入り口になる」とにこやかに話した。
はじめてのスペイン語
第1・3(木) 13:30~15:00
https://cul.niigata-nippo.co.jp/course/detail?id=519919