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2025.05.05 life

母の日に贈る寄せ植え / LIFE UP

エリア

新潟市

母の日の贈り物にぴったりな寄せ植えを作るポイントを細川洋蘭農園(新潟市江南区)の細川実幸さんに教えていただきました。

教えてくれた人 細川洋蘭農園 細川 実幸さん
細川洋蘭農園・専務。フラワーコーディネーター。父が開業した同園を夫と共に継ぐ。毎月店内で開催している寄せ植え教室の講師を務めている。店で販売している植物や雑貨などの仕入れも担当。4人の子どもの母。
https://hosokawayo-ran.com/

花苗をうまく選べば、春から秋まで楽しめます

寄せ植えや鉢物は長持ちすることもあり、母の日の贈り物に選ぶ方が多いです。母の日が近くなると、贈り物として寄せ植えを複数買っていく方もいらっしゃいますね。自分で苗を選んで寄せ植えする場合、淡い色の花で作ると春らしく仕上がります。主役を決めてから合わせる花を選んでいきますが、テーマカラーを決めて同系色で選んでいくとまとまりやすいです。白を一つ入れるとバランスが良くなりますよ。また、長く咲く花を入れれば秋まで楽しめますし、ふ入りの葉ものやカラーリーフを入れておくと見た目に動きが出て、花が咲いていない時季でも華やかです。

苗を植える際、ポットを外して根がびっしり生えていたら下を5ミリほどカットしましょう。水を吸いやすくなります。ただし、これを行うのは春だけにしてください。夏や冬は逆に弱ってしまいます。花苗には正面があるので、そちらを前にしてほんの少し手前に傾けて配置すると、自然と花が前向きに咲いてくれます。

カーネーションは実は外に置いておくと毎年咲いてくれます。花が終わったら一回り大きい鉢に植え替え、太陽に当ててあげましょう。冬越しも外でOKです。贈られた大切なお花、ぜひ翌年も楽しんでみてください。

それぞれオレンジ、紫、黄色でまとめられた寄せ植え。白の小花、葉に特徴がある植物を加えることでセンス良く仕上がる。単価が少し高くても長く咲く花を入れると秋まで楽しめる。家では日当たりのいい場所に置くこと。日陰ではカラーリーフなどが間延びしてバランスが崩れていくので注意

作り方

①カーネーションをメインに春らしい花々を集めた寄せ植え。少し傾けて植えることで正面に向かってこぼれるように咲いてくれる

②自然の中に咲いているようなイメージの寄せ植え。紫のオステオスペルマムの株を割って広げ、間に他の植物を挟むように植えるのがこつ

③単体の鉢物ではアジサイの人気が高い。このダンスパーティーをはじめ、品種も多彩

④かわいい取っ手付きのデザインと、合成樹脂製で軽い点が人気のプランター。価格は1,100円~1,900円