今月の旬の食材 タマネギ
タマネギは一年中見かける野菜ですが、収穫されたばかりの新タマネギを楽しめる時季は春から夏にかけて。新潟県産は6~7月にかけて出回ります。水田の転作作物として県内各地で栽培されています。みずみずしくて辛みが少ないので、サラダなどの生食にもぴったりです。
シシャモのふわっとオニオンマリネ添え~カレー風味~
香ばしく焼いたシシャモに、ふわっと真っ白な新タマネギのマリネをのせて初夏の装いに。おもてなしにも。
<材料> (作りやすい分量)
■新タマネギ…1/2個
Ⓐ:砂糖…小さじ1
酢…大さじ1
Ⓑ:サラダ油…大さじ1
塩・こしょう…各少々
■シシャモ…1パック(10尾)
■小麦粉…適量
■カレー粉…適量
■ディル、ピンクペッパー…適量(お好みで)
■サラダ油…適量
<作り方> (約15分)
❶タマネギは薄切りにして耐熱容器に入れ、Ⓐを絡めてラップをかけ電子レンジ(500W)で4分加熱する。Ⓑを絡める。
❷シシャモは小麦粉をまぶす。フライパンにサラダ油を熱して、両面こんがりと焼いて器に盛り、カレー粉を振る。
❸②に①をのせ、お好みで、刻んだディルとピンクペッパーをアクセントに散らす。
※タマネギとあえる酢は、白ワインビネガーに代えると華やかな風味が楽しめます
新タマネギの照り焼き
この季節のやわらかな新タマネギを、シンプルな調理法で香ばしく風味豊かに焼き上げました。熱々をどうぞ!
<材料> (2人分)
■新タマネギ…1/2個
■塩…少々
Ⓒ:しょうゆ…大さじ2
みりん…大さじ2
酒…大さじ2
■かつお節…適量
■ごま油…大さじ1
<作り方> (約15分)
❶タマネギは繊維に対して直角に約2cm幅の輪切りにし、塩を軽く振る。
❷フライパンにごま油を熱し、①を並べて中火で焼く。焼き色が付いたら裏返し、水(分量外)を大さじ3ほど加え、ふたをして3~4分蒸し焼きにする。
❸香ばしい焼き色が付き、しっとりとしたら器に盛る。
❹空いたフライパンの表面をペーパーで拭き取り、Ⓒを注ぎ入れる。中火にかけ、好みの濃度に仕上げて③の上にかける。かつお節を散らす。
レシピ考案 高橋 美奈子さん
Cooking Studio M 料理教室 主宰
短大卒業後、調理師学校へ。料理教室の助手を務め、その後さまざまな国を巡りレストランや料理学校で研修。2005年より自宅で料理教室を行いながら新潟県内の各企業で指導にあたっている。主な資格はJSAソムリエ、CPAチーズプロフェッショナル。
https://www.minako-takahashi.com