
新潟市中央区の新潟日報カルチャースクールメディアシップ教室で開かれている講座「初めて歌おうゴスペルソング」は、大勢で歌う喜びを味わえる1時間半。新潟県田上町を拠点に活動する「田上ゴスペルクワイヤ」を率いる篠原たかねさん(54)が講師を務める。
ゴスペルは福音を意味するキリスト教音楽で、神への感謝や希望、喜びなどを歌う。
講座では、肺にしっかり空気を入れる腹式呼吸や、声帯をストレッチするなどして声を出しやすくする発声練習の後、賛美歌「アメージンググレイス」を歌った。
「アメージンググレイス」は神の恵みを通して過去の過ちを悔い改め、救いを与えてくれた神への感謝を歌う曲。篠原さんは曲の背景や歌詞の意味を説明し、ピアノで伴奏しながらかけ声や手拍子で盛り上げ指導した。
受講生約20人は篠原さんの力強い歌声に励まされ、次第に声量も豊かに。部屋中に歌声を響かせ、歌い終えた後は満足そうな笑みを浮かべて拍手を送り合った。
バンドでキーボードを担当していた篠原さんは、ボーカルを志し、ライトハウス・バプティスト教会(新潟市中央区)主任牧師でゴスペルシンガーの臼井泰輔さんに学んだ。「ゴスペルには元気になれる歌がたくさんある。英語が分からなくても大丈夫。一緒に歌ってストレスを発散しましょう」と呼びかけた。
篠原たかね先生
1day 初めて歌おうゴスペルソング
9月1日(月) 10:00~11:30 課題曲「How great Thou art」
https://cul.niigata-nippo.co.jp/course/detail?id=520532
10月からは定期講座も開始します。
詳細・お申込みは8月27日に新潟日報朝刊やHPでお知らせする予定です。