
暮らしに花と緑があれば、きっと毎日がもっと心豊かになれるはず。
細川洋蘭農園(新潟市江南区)の細川実幸さんに毎月季節の植物をご紹介いただきます。
今回は、人気のトランクモチーフの器を使った寄せ植えです。
ヴィンテージな風合いがかわいらしい器は、白、ベージュ、ライトブルー、インディゴブルーの4色展開。
同じ器でも、器の色や植える植物によってこんなに違って見えます!
植物を引き立てる白い器には、鮮やかな色合いの植物で華やかな寄せ植えを。
派手な色合いをちょっと入れるだけで、おしゃれな秋らしさが演出できると思いませんか? ^_^
鮮やかな花を次々に咲かせる ニチニチソウ、ピンク色のつぼみをいっぱいにつけた多肉植物の日高ミセバヤ、細かな銀の葉が美しいコロキア、斑入りの葉が雪をかぶったようなハツユキカズラ、シックな赤が美しい四季咲き美女なでしこ(ダッシュクリムソン)、赤い葉のアルテルナンテラ(レッドフラッシュ)、紫がかった黒っぽい葉のユーフォルビア(ブラックバード)
こちらはお花をメインにしない寄せ植え!
カラーリーフを主としているので、長く楽しめますよ。
丸い実がかわいいクランベリー、黒い葉とつややかな実が印象的な観賞用とうがらし(オニキスレッド)、黒っぽい茎にくすみピンクの花が可憐なプチダリア(ハミングブロンズ)、花を終えると小さな赤い実をつけるジュズサンゴ、すらりとしたヤブランシルバードラゴン、コロキアなど。
デニムのようなインディゴブルーの器には、ビタミンカラーを意識した元気になれる寄せ植え!
まるで小さなヒマワリのようなポットマム・インヤン(クリーム)、カラフルな実がアクセントになる観賞用トウガラシ・ウチュウ(クリームレッド)、オーナメントペッパー観賞用トウガラシ。お行儀よく並んだ小さな葉っぱがかわいらしいソフォラ、ローズピンクの小さな花を次々と咲かせる千紅花火など。
このように、濃いめの器に派手な色合いの花を選ぶと大人っぽくなり、薄めの器に淡い色合いの花を選ぶとかわいらしい印象に。
器と花色だけでいろんな表現が楽しめます。
ぜひ、自分好みの寄せ植え作りの参考にしてくださいね。
細川洋蘭農園 細川 実幸さん
細川洋蘭農園・専務。フラワーコーディネーター。父が開業した同園を夫と共に継ぐ。毎月店内で開催している寄せ植え教室の講師を務めている。店で販売している植物や雑貨などの仕入れも担当。4人の子どもの母。
https://hosokawayo-ran.com/