講座「自由気ままにダーニング♪」は、シミがついた服やすり切れた靴下などをかわいく補強・補修する技術を学ぶ手芸講座。「soramame」の名で活動する長谷川久美子さん(53)が講師を務める。

ダーニングは、布に模様を描くように糸を縫い付けて補強する、ヨーロッパの伝統的な修繕方法。四角や円形など、思い思いの模様をさまざまな色で縫い取ることで、お気に入りの一着を長く楽しめると近年人気となっている。
講座では、粒状の縫い目が特徴のステッチ「ごま塩」を指導。受講生は木製のキノコ型の道具「ダーニングマッシュルーム」に、持参した靴下を固定し、思い思いの糸で繕った。長谷川さんは「針も糸も、決まりはない。思いのままに繕っていい」と呼びかけた。
ニット産地・五泉市で手芸サークルを主宰する長谷川さんは、知人を通じてニット工場から廃棄される糸の存在を知り、ダーニングに活用するように。愛着のあるTシャツやシンプルなニットなどに模様を施し、唯一無二の一着に仕上げている。
「ダーニングは自由なのが魅力。気負わなくていいので、楽しさを知ってもらいたい」と話した。
【me-gaco】自由気ままにダーニング♪〈初めのステッチ編〉
今後の講座予定は12月初旬にHPなどでお知らせする予定です



