北欧生まれの「スカンディアモス」を使った作品制作を、新潟日報カルチャースクール講師のとがわさくらさんに教えていただきました。
教えてくれた人 とがわ さくらさん
新潟市出身。スカンディアモスアート®協会認定講師。子どもの頃から始めた書道を生かした「書アート」と「スカンディアモスアート®」を手掛ける。新潟日報メディアシップで11/21(金)〜23(日・祝)に開催される「ハンドメイドマルシェ」に11/23(日・祝)に出店し、作品を販売予定。
インスタグラム
@moss.sakura
ふわふわ、もこもこのモスで作るボタニカル・インテリア
スカンディアモスというのは、北欧・ノルウェーの森に生息している地衣類(ちいるい)であるミヤマハナゴケを加工したもの。空気清浄や脱臭、吸音、調湿といった機能を備えていて、その特性を生かして室内緑化の建築資材としても活用されているのですが、それをアート材料に活用して生まれたのがスカンディアモスアート®。色のカラフルさとモコモコとした質感が魅力の、かわいらしいインテリアが作れます。
材料のスカンディアモスは特殊な加工がされているので成長はしませんが、ちゃんと生きている状態。手に取ってみると、ふわふわとした手触りながら、水分を含んでいる感覚も伝わってくると思います。地衣類は空気中から栄養や水分を吸収するため、水やりなどのメンテナンスが不要。退色もせず枯れないので長く飾って楽しめます。作品の作り方としては、ちぎったモスをボンドで貼っていくというのが基本。とても簡単で、クラフト初挑戦という方も気軽に取り組めると思います。11/13(木)と12/11(木)には新潟日報カルチャースクールでミニクリスマスツリーのオブジェを作るワンデー教室を開催しますので、興味が湧いたらぜひご参加ください。

スカンディアモスアート®作品の例。アートボード、ブーケ、立体オブジェなど、さまざまな形のものを作ることができる。同じ形でも色の選び方で雰囲気がガラリと変わるのも面白い。水やりは不要だが、乾燥すると固くなる。気になる場合は洗面所に置くと湿気を吸って柔らかさが復活する。
作り方

①木枠にモスを詰めて作る作品の手順を紹介。用意するのは好きな色のモス、木枠、木工用ボンド、ピンセット

②木枠の底やサイドに木工用ボンドを塗り、順番にモスを敷き詰めていく。モスのふわふわした部分が表面に来るように丸めるのがこつ

③色の配置に決まりはなく、思うままに。仕上げに動物の小さなパーツを添えてもいい

④11月・12月のワンデー教室で制作するミニクリスマスツリー。スカンディアモスは店頭では販売されていないため、興味のある方は講座に参加を
新潟日報カルチャースクール 講座案内
◼1dayふわもこモスでミニクリスマスツリーを作ろう!~スカンディアモス~
開催日時|11/13(木)、12/11(木) いずれも10:00~11:30
受講料|一般1回2,035円、会員1回1,705円(教材費別途2,500円)
申し込み|メディアシップ教室 025-385-7346
詳しくはwebで
https://cul.niigata-nippo.co.jp/


