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2025.11.06 visit

新潟・見附の魅力が凝縮した、市民が集う交流拠点 / 見附市

シリーズ

地元の推しコレ

エリア

中越

イラストレーター/まちの駅 駅長 村上徹さん
見附市出身。東京で漫画家アシスタントなどを経て2009年にデザイナーとして独立。14年に見附市へUターンし、手書き広告のデザインやイラスト・PRマンガ・似顔絵などを制作している。見附市公式SNSや広報誌で4コマ漫画も連載中。


推しスポット まちの駅 ネーブルみつけ

見附市は「狭いことがいい」まちだと思います。魅力が詰まっていて、常に面白いことに出合えて飽きません。2016年から週1回のペースで見附の人たちや出来事を描く「みつけマンガ」を見附市のSNSで連載していますが、まちや人が面白いからこそ続けられていると思います。まちの駅「ネーブルみつけ」は市の中心部にあり、日中は運動をしたり、カフェでランチをしたりする大人が集まり、夕方になると小中高生が来ておしゃべりや学習室で勉強をするなど、あらゆる世代が集います。見附市出身の詩人、矢沢宰(やざわ・おさむ)の紹介コーナーや、市内商店の人気商品がそろう「みらい市場」もぜひのぞいてみてください。また、近隣のランチのお店をまとめたマップを作ったので、それを手に市内も巡っていただきたいですね。

「みらい市場」には市内商店の看板商品や地場産野菜、ニットなどが集結

漫画家やなせたかし氏も高く評価した詩人・矢沢宰の紹介コーナー。彼の詩をモチーフにした村上さんの漫画「オサムちゃんみぃつけた!」のキャラクターが迎えてくれる

推しグルメ 清水豆腐店

みらい市場でも販売している清水豆腐店の「うつくしとうふ」は、3代目が「他とは違う新しい豆腐を」と作り上げたもの。パッケージから普通の豆腐らしからぬ姿です。新潟・長岡産の肴豆(さかなまめ)を使っていて、初めて食べた時は「大豆のうまみが濃く、しょうゆや塩に寄りかかる必要がない自立した味だ」と感動しました。また、私は朝8時前に鍋を持って店に行き、寄せ豆腐を買うこともあります(小さな鍋にひとくみ200円)。これを熱々のご飯にのせて、『越のむらさき』のしょうゆをかけ、ゆずこしょうを少しのせて食べるのが最高です。機会があれば、“生まれたて”の豆腐も味わってみてください。

清水豆腐店の「うつくしとうふ」250円。パッケージは3代目の清水一男さんが芸術家の友人に「豆腐らしくないデザインを」と依頼してできたもの

昭和23年創業、大豆の香りが漂う中、手作業で豆腐作りが進んでいく


まちの駅 ネーブルみつけ
住所|見附市学校町1-16-15[地図]
電話|0258-62-7802
時間|9:00~21:45
定休|年末年始

清水豆腐店
住所|見附市学校町1-9-18[地図]
電話|0258-62-0387
時間|7:20~19:00
定休|不定休