コーヒーを楽しむひとときは、ひと息つける特別な時間。自分でおいしく入れるこつや、こだわりのコーヒーを楽しめるカフェ、老舗の喫茶店などを紹介します。今よりちょっとコーヒーに詳しくなれば、お店で飲むのも家で飲むのも、もっと楽しくなりますよ。
コーヒーへの新しい扉が開かれる場所
DOORS COFFEE WORKS(ドアーズ コーヒー ワークス)【新潟市中央区】
新潟市中央区京王の桜が丘公園の向かいにある、自家焙煎コーヒーを提供するDOORS COFFEE WORKS。店主の斉藤拓未さんはオーストラリア・メルボルンでの留学時にコーヒー文化に触れたことからバリスタの道を志し、宮城県のコーヒー会社で経験を積んだのち、2023年に店をオープンした。店名には「コーヒーに詳しくない人も気軽に立ち寄ってもらって、コーヒーの世界への入り口になれたら」との思いが込められている。

店主の斉藤拓未さん。県外から足を運ぶお客さまも多く、初心者からコアなファンまで広く支持されている

コーヒー豆の種類ごとに、斉藤さんの丁寧な解説が表記されている。味わいは器でも変わるため、そのコーヒーに合った器で提供されるのも興味深い
お薦めは「飲み比べセット」。常時10種ほどそろう銘柄から選んだ2銘柄をドリップで楽しめるもので、味の違いを知ることでコーヒーの奥深さに興味を持つきっかけにもなる。他にも、冬季限定で提供する「オイモミルク」は、サツマイモは使っていないのにイモの味がするコーヒーというから面白い。また12/5(金)、中央区水島町に2店舗目となる新店をオープンした。

好みの2銘柄を選べる「飲み比べセット」(1,300円~※銘柄により変動あり)、「レーズンとホワイトチョコのスコーン」(450円)。

グリーン色の扉を開くと、コーヒーとの新たな出合いがある

窓の向こうに公園の風景が広がる、開放感ある店内
DOORS COFFEE WORKS
住所│新潟県新潟市中央区京王3-5-33 京王ビル101[地図]
電話│なし
時間│10:00~18:00、土・日曜・祝日9:00~18:00
定休│水曜
インスタグラム @doors_coffeeworks
粟ヶ岳を眺めながら癒やしのカフェタイムを
yamaga coffee(ヤマガ コーヒー)【三条市】
新潟県三条市の旧下田村。目の前に広大な牧草地が広がり、その先に粟ヶ岳の頂を望むyamaga coffee。2年かけて店を出す場所を探していた山我太久也(たくや)さん、晴菜さん夫妻が、ひと目でほれ込んだというロケーションを眺めながら、ゆったりとコーヒーを楽しめるカフェだ。

山あいの民家をリノベーションしてカフェに。オーナーの山我太久也さん、晴菜さん夫妻

建築士の提案で、店内は民家の外観を裏切るスタイリッシュさ。そのギャップが楽しい
調理の仕事に携わっていた太久也さんはコーヒーや喫茶店文化への興味が高まり、仕事の傍ら技術を習得し、2020年に店をオープン。店頭には自家焙煎の豆が10種ほど用意され、ハンドドリップやラテのほか、ラテの一種でそれぞれミルクの量が異なるマジックやジブラルタルなどを味わうことができる。月替わりで登場する季節のフレーバーラテも人気だ。スイーツは晴菜さんが担当。地元の旬の食材を使ったレシピを心掛けていて、こちらも季節ごとの味が楽しめる。

月替わりでフレーバーラテを提供。12月限定の「抹茶ラテ」(820円)、「キャラメルりんごチーズケーキ」(630円)

茶せんで立てた抹茶にエスプレッソとミルクを注いだ抹茶ラテは、毎冬の恒例メニュー

バニラなどの香りを浸透させるインフューズドコーヒーなど、バラエティーに富んだ豆が並ぶ。豆はオンラインで通年販売
yamaga coffee
住所│新潟県三条市楢山412-5[地図]
電話│なし
時間│11:00~16:30、土曜10:30〜16:00
定休│日曜、他不定休 ※インスタグラム参照(1・2月は冬季休業。積雪により変更あり。オンラインショップは通年営業)
インスタグラム @yamaga_coffee


