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2026.01.06 life

伝統に個性を一針 現代に映える刺し子アイテム / Uchico sashicoの「刺し子アイテム」

エリア

中越

一つ一つ丁寧に、手縫いで作られる刺し子のアイテム。カラフルで繊細な商品は、手にするたび心浮き立つものばかり。

おでかけの相棒としてちょうどいいバッグやポーチ、アクセサリー。Uchico sashicoという刺し子ブランドの作家・加藤淳子さんの作品は、伝統的な図案ながら彩り豊かで洗練されたデザインが魅力的だ。「昔から裁縫が好きでした。福祉施設でヘルパーをしている時に、利用者さんが縫っていた刺し子を見て、私もやってみようかなと思ったのが始まりでした」

模様を組み合わせたカメラストラップ12,100円。太めで肩に負担がかかりにくく洗濯も可

東北出身の加藤さんにとって、刺し子は身近なもの。2008年から制作を始め、フリーマーケットへの出店を皮切りに、仕事にしようと考え始めたという。「転勤族の夫と一緒に各地を転々として暮らしているため、場所を選ばない仕事としてぴったりでした。刺し子は日本の伝統的な手仕事であり、刺し方も多彩ですが、従来の模様に足したり引いたりしてオリジナリティーを出すのがこだわりです」

フォーマルな服装にも合うhallelujah(ハレルヤ)シリーズのブローチ。亀田縞の生地と樹脂パールがアクセント。(大)4,950円、(小)3,960円

この冬初めてお披露目したのは、イベント出展仲間である上越市の藍染め工房「つばめのうた」の糸を使用した、綿麻生地のトートバッグ。藍染めの美しい糸で描かれた十字花(じゅうじはな)刺し、長く使えるレザー仕様の持ち手など、細部まで作家の美意識が宿る大作だ。加藤さんの作品は、全国各地で開催されるクラフトフェアや展示販売会でのみ対面販売される。今後の出店情報は公式インスタグラムを確認しよう。

「つばめのうた」の藍染め糸を使用したトートバッグ66,000円。およそ1カ月かけて制作した渾身(こんしん)の一品


加藤 淳子さん
山形県出身。刺し子作家。染色職人の祖父、針仕事をしていた祖母の影響を受け、高校では家政科に進学。和裁士として働いた後、転職先である福祉施設の利用者の作品をきっかけに刺し子を知る。イベント出展を中心に活動中。

新潟日報メディアシップ1階「インフォメーションセンターえん」にて展示販売:12月27日(土)~2月23日(月祝)

Uchico sashico
インスタグラム|@uchicco365
HP|https://uchicosashico.amebaownd.com