今月の旬の食材 雪下にんじん
雪の下から掘り出す雪下にんじんは春の訪れを知らせてくれる食材です。秋に収穫せず、冬の間雪の下で貯蔵することで、甘みを強く感じられるニンジンとなります。みずみずしさと食感の良さも特長です。津南町や十日町市などが主な産地で、3月下旬から4月にかけて期間限定で出回ります。
雪下にんじんと桜エビのチーズガレット
ガレットは、フランス語で丸く平たいお菓子や料理を指す名称です。桜エビの代わりにちりめんじゃこを入れても。
<材料> (2人分)
雪下にんじん(小)…1本
桜エビ(乾燥)…5g
細切りチーズ…40g
オリーブオイル…適量
<作り方> (約10分)
①雪下にんじんは千切りにする。
②ボウルに雪下にんじんと桜エビ、細切りチーズを入れて混ぜる。
③熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、②をひと口大の大きさに置いて焼く。
④チーズが溶けてきたら形を整え、焼き色が付いたら裏返し、こんがりと焼く。
雪下にんじんのピラフ ~爽やかレモンの香り~
爽やかなレモンの香りとニンニク風味がアクセント。ニンジンの甘さが引き立つ鮮やかなピラフです。
<材料> (2人分)
雪下にんじん(小)…1本
ニンニク…1/2片
オリーブオイル…大さじ1
塩…小さじ1/2
米…1合
レモン汁…1/2個分
レモンの皮のすりおろし…1/2個分
<作り方> (約45分)
①雪下にんじんは皮をむいて5mm角に切る。ニンニクは、かたまりのままつぶす。
②フライパンに、ニンニクとオリーブオイルを入れて弱火にかける。オイルにニンニクの香りが移ったら雪下にんじんを加えて絡め、塩を混ぜる。
③炊飯器に洗った米と水(分量外)を線に合わせて注ぎ、②をオイルごと加えて炊く。
④炊きあがったらニンニクを取り出し、レモン汁を混ぜる。器に盛り、レモンの皮のすりおろしをちらす。
レシピ考案 高橋 美奈子さん
Cooking Studio M 料理教室 主宰
短大卒業後、調理師学校へ。料理教室の助手を務め、その後さまざまな国を巡りレストランや料理学校で研修。2005年より自宅で料理教室を行いながら県内の各企業で指導にあたっている。主な資格はJSAソムリエ、CPAチーズプロフェッショナル。
https://www.minako-takahashi.com