春らしいコンテナガーデン(寄せ植え)の作り方を細川洋蘭農園の細川実幸さんに教えていただきました。
教えてくれた人 細川洋蘭農園 細川 実幸さん
細川洋蘭農園・専務。フラワーコーディネーター。父が開業した同園を夫と共に継ぐ。毎月店内で開催している寄せ植え教室の講師を務めている。店で販売している植物や雑貨などの仕入れも担当。4人の子どもの母。
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花いっぱいの寄せ植えで家に春をお迎えしましょう
寄せ植えは鉢選びや花選びから楽しいですね。家のどこに飾るかをイメージしながら考えていきましょう。まずは主役の花を決め、色は白のほか2色系統までにするとまとまります。葉の形が違うもの同士を組み合わせたり、ふ入りの葉を加えたりするのもお薦めです。
苗はきれいに見える方向を正面に向けて植えます。ぎっしりしているように見えて、根元は蒸れないよう、風が通る隙間を作っています。下の葉を取り、苗の土を丸くすることで(写真3参照)、苗と苗の間にトンネルができます。隙間を意識しながら作業してみてください。植え終わったら葉を軽く誘引して植物同士が絡むようにすると、自然な雰囲気になります。
出来上がった寄せ植えは2~3カ月はそのまま楽しめます。日当たりが悪いと花が咲かないので、置き場所には注意してください。1カ月に1回、土の表面を少し掘って肥料を追加すると株が大きく育ちますよ。花が終わったら、花苗を継ぎ足しながら楽しんでみてください。1年たつと根が張るので、いったん掘り出し、使える苗は再利用して作り直してみましょう。
作り方