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2026.03.03 life

新潟の木で作る、暮らしになじむ椅子と道具 / nineの木工家具・雑貨

エリア

中越

触れるたびに感じる県産木材の心地よさ。天然木が生きる家具や雑貨は、年を重ねるほど愛着が湧くものばかり。

新潟県産をはじめ、国内外の無垢(むく)材を使ったオーダー家具やオリジナル家具を販売する「nine(ナイン)」。木工職人の九里裕之(くのりひろゆき)さんが妻・美紀さんと立ち上げ、ことしで10周年を迎える。テーブルや椅子に触れると、素肌に吸いつくような木の温もりが心地いい。ブランド立ち上げ当時はクラフトフェアで手に取ってもらいやすい木工雑貨を中心に販売。現在は家具製作がメインで、端材を活用した小物もいくつかラインアップしている。

新潟県産木材の表情が際立つ「木製ティッシュケース」各9,900円。ティッシュソフトパック150組(300枚)専用サイズ

北欧家具の要素を取り入れながら、自身のスタイルを磨き続ける九里さん。「木の素材を生かすことで触って愛でる、経年変化も楽しめるものづくりを目指しています」と教えてくれた。そんな九里さんらしさを感じられるのが、3年ほど前から製作しているというダイニングチェア「nord/ノール」。北欧チェア特有の機能美をベースに、自ら編んだペーパーコードを座面に使用。鳥居を連想させる端正なフォルムで、日本人の体型に優しく寄り添ってくれる。

北欧デザインに和のエッセンスを加えた、シンプルで上品なたたずまい。ダイニングチェア「nord/ノール」77,000円

木材の価格高騰が課題となる中、職人仲間たちと共に県産広葉樹を生かしながら森・街・人のつながりを育む「モリーゴーランド」の活動にも積極的に取り組んでいる。表情豊かな県産木材の魅力を知るきっかけにもなりそうだ。

「さをりスツールkids」19,800円。不規則に編まれた生地と天然木の組み合わせは一つとして同じものがなく一期一会


九里 裕之さん
新潟県長岡市出身。東京の大学を卒業後は地元企業に就職するも、図書館で出合った一冊の本に感銘を受けて木工家具職人に転身。2009年、妻・美紀さんと共に「nine」を立ち上げ、2016年に実店舗をオープン。

nine
住所|長岡市福島町2525-7[地図]
電話|0258-77-2565
時間|予約制。月に一度フリーオープンデーあり
インスタグラム|@nine_furniture
オンラインストア|https://nine-online.stores.jp
備考|4/1(水)から価格改定予定