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2026.11.02 life

ワイングラスの基礎知識 / LIFE UP

エリア

新潟県外

ワインをおいしくいただくためのワイングラスの選び方について、ワイングラスメーカー リーデルの庄司大輔さんに教えていただきました。

教えてくれた人 リーデル・ジャパン ブランドアンバサダー 庄司 大輔さん
神奈川県出身。JSA認定ソムリエ。2001年にオーストリアの名門グラスメーカーの日本法人、リーデル・ジャパンに入社。同社のシニア・グラス・エデュケーター(講師)として全国でグラスとワインの関係性を伝えている。


グラスでワインの味は変化。初心者でも違いが分かります

「グラスの形でワインの味や香りが変わる」と言ったら、「本当かな?」と思われる方が大多数でしょう。実はワインとグラスには相性があります。赤ワインは渋いから苦手という方も多いですが、相性の合うグラスで飲むとそのイメージが一変します。口の中で渋みを一番感じるのは粘膜が薄い部分でワインがそこを通るグラスで飲むと渋みを強く感じます。一方、赤ワイン用のグラスは渋みに一番敏感なところにワインが流れない。つまり、グラスの形によって口の中のワインの流れが異なり、味わいが変わるのです。

グラスの選び方は大きくはブドウの品種が指針になります。赤はボルドータイプとブルゴーニュタイプ、白はすっきり爽やかなタイプと木樽で作るコクのあるタイプ。そこにシャンパーニュ用の5種類のグラスがあれば、大体のワインに対応できます。ワインとグラスを合わせると、写真でいうピントが合った状態。新潟県には10のワイナリーがありますが、同じ品種でも海沿いと内陸では仕上がりが違います。ピントが合っていれば、おいしさに加え、ワインが生まれた風土や造り手の美意識まで感じ取ることができます。ぜひ、グラスにも注目して新潟ワインを楽しんでみてください。

〈リーデル・ヴェリタス〉シリーズのグラス。左からボルドータイプ用のカベルネ/メルロ、ブルゴーニュタイプ用のオールドワールド・ピノ・ノワール、熟成系白ワイン用のオークド・シャルドネ、さっぱり系白ワイン用のリースリング/ジンファンデル、シャンパーニュ・ワイン・グラス。各11,000円(2個入り)

楽しみ方

①リーデル青山本店は、東京・南青山にあるリーデル・ジャパンの旗艦店。国内随一の品ぞろえとなっている

②赤ワインには大きなボウルのグラスを。豊かな香りと渋みを持つ赤ワインを最高の状態で楽しめる

③リーデル青山本店をはじめ、全国の直営店で開催されている「グラス・テイスティングセミナー」。グラスによってワインの香りや味わいが変わることを実体験できる。ワインの知識がなくても大丈夫。1人からでも気軽に参加できる(約1時間、予約制)


リーデル青山本店
住所|東京都港区南青山1-1-1 青山ツインタワー東館1階[地図]
電話|03-3404-4456
時間|11:00~19:00
定休|日曜・年末年始
https://www.riedel.co.jp/shop/aoyama/


【こぼれ話】大吟醸に合うグラス、純米酒に合うグラス

ワイングラスの名門ブランドであるリーデル。ワインの種類ごとに、そのおいしさを最大限に引き出す形状のグラスをそろえていることで知られています。

オーストリアのブランドですが、実は日本酒向けのグラスもあります。それが「ヴィノム 大吟醸」(8,250円)と、「エクストリーム 純米」(3,850円)。その名の通り、それぞれ大吟醸酒向けと純米酒向け。海外の人にも日本酒を知ってもらいたいという若手蔵元有志の思いから、まず2000年に大吟醸グラスが発売されました。その後、純米酒のふくよかなうまみを引き出すための純米グラスも。丁寧に醸されたお酒だからこそ、その味わいを楽しみ尽くすため、グラスにも注目してみてはいかがでしょうか。

(asshライター 鈴木 恵)