寒い季節も自分らしくおしゃれを楽しめるニット。日本一のニット産地で生まれたアイテムは、贈り物にもちょうどいい。
寒さが増す秋冬に重宝するニット。「ニット」と一口に言っても、着るもの、巻くもの、かぶるものと、取り入れ方は自由自在だ。1963年創業の「SAIFUKU」(新潟県五泉市)は、ポンチョを楽しむ「mino(みの)」と、人も日用品も温かく包み込む「226(つつむ)」の二つのシリーズからなるブランド。夏には麻で涼しく、秋冬にはモヘヤやウールなど、体を優しく温める糸で製造し、通年愛用できる商品を提案する。ブランドマネージャーの斉藤佳奈子さんに一押しアイテムを聞いてみると、「ことしはアラン柄プルオーバーが好評です」と教えてくれた。繊維メーカーとの交渉の末、カシミヤ混ウールのニットトップスを15,000円以下という手の届きやすい価格で実現。「アラン柄と襟元の切り込みがコーディネートをおしゃれにまとめてくれます」と太鼓判を押す。
226シリーズは、お腹をしっかりと温めながらおしゃれに体型カバーもかなえてくれる「見せるハラマキ」のほか、パンツ、スカートも大人気。ことし9月には初の直営店「SAIFUKU SHOP」も完成し、商品を手に取りながら買い物を楽しめるようになった。
「ニットが持つ無限の可能性を知ってほしい」という斉藤さんの思いは、2カ月に一度社内で行われるお土産付きニット工場見学(1,800円)からも感じられる。申し込みは公式サイトから。次回は2025/1/18(土)で、同時開催のワークショップも注目だ。
斉藤 佳奈子さん
有限会社サイフク常務取締役。「mino」「226」を手掛けるオリジナルブランド「SAIFUKU」のブランドマネージャー。雪国の暮らしの知恵と独創的なアイデアを掛け合わせて商品を開発。自ら工場見学の案内も行う。
SAIFUKU SHOP
住所|新潟県五泉市寺沢3-5-12[地図]
電話|070-9323-1670
時間|10:00〜16:00
営業|土・日曜
インスタグラム|@saifuku_mino_226
オンラインショップ|https://shop.saifuku-knit.jp