今月の旬の食材 ネギ
秋冬の鍋料理に欠かせないネギ。「やわ肌ねぎ」のブランド名でおなじみの新潟県産のネギは、抜群の柔らかさとつややかな白さが特徴の、甘みの強いネギです。砂丘地を中心に県内各地で栽培されています。煮込んだり、焼いたり、生で食べたり、調理方法によって風味と食感が変化するのも魅力です。

焼きネギと鶏肉のみそ炊きごはん
香ばしい焼きネギをたっぷり加え、こくのあるみそ味の炊き込みごはんに。食べる時にさらにみそをのせていただくのもお勧め。

<材料> (2合分)
■米…2合
■鶏モモ肉…1枚
■塩…少々
■ネギ…1本
■ごま油…大さじ1
Ⓐ:酒…大さじ1
みりん…大さじ1
みそ…大さじ2
顆粒(かりゅう)だし…小さじ1
<作り方> (約15分 ※浸水・炊飯時間を除く)
❶米はといで30分以上浸水しておく。
❷鶏モモ肉は2cm角に切り、塩をまぶす。ネギは2cm幅に切る。
❸炊飯器に米を入れ、Ⓐを入れてから通常の水加減に合わせて混ぜ合わせる。
❹フライパンにごま油を入れて中火にかけ②を焼く。表面に焼き目が付いたら油ごと③に入れる。
❺通常通りに炊飯する(ネギの歯応えを残すため、早炊き機能があればお使いください)。
ネギとめんたいこのアヒージョ
トロトロに煮た甘いネギとめんたいこの塩気が抜群の相性。ネギの甘みが染み出たオイルごとバゲットにのせてどうぞ!

<材料> (2人分)
■ネギ…1~2本
■ニンニク…1かけ
■唐辛子の輪切り…少々
■塩…ひとつまみ
■オリーブ油…約100ml
■めんたいこ…50g
■粗びき黒こしょう…少々
■イタリアンパセリ…少々
■バゲット…お好みの量
<作り方> (約20分)
❶ネギは3cm幅に切り、太いところにフォークを数カ所刺す。ニンニクは包丁でつぶし、粗みじん切りにする。
❷小さなフライパンにニンニク、唐辛子の輪切りを入れ、ネギを敷き詰める。塩を振り、ひたひたになるまでオリーブ油を入れる。
❸中火にかけ、ふつふつと煮立ってきたら火を弱める。ネギが軟らかくなるまで煮て火を止め、皮をはずしためんたいこを散らす。
❹粗びき黒こしょう、イタリアンパセリを振り、焼いたバゲットにのせていただく。

レシピ考案 古川 浩子さん
野菜ソムリエプロ、製菓衛生師
新潟県上越市出身。子どもの頃から食いしん坊の料理好き。会社員時代にいくつかのレシピコンテストで入賞したことをきっかけに一念発起し、料理の世界へ。アシスタントを経て、現在は料理教室講師、企業へのレシピ提供等を行っている。
インスタグラム:@hiroko_furukawa_niigata



