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2026.05.27 life

雨上がりの庭のように アジサイが運ぶ初夏の風情

エリア

新潟市

慌ただしく過ぎていく日常にも、ふと立ち止まって季節の移ろいを感じる時間を持ちたいですね。四季折々の花のすてきな飾り方を、Green & flower fuller(新潟市江南区)の平野保志さんに教えていただきます。


Seasons in Bloom――雨の日が少しずつ増えてくるこの季節、花屋の店先にはアジサイが並びはじめます。
淡いブルーやピンク、やわらかなグリーンをまとったアジサイは、どこか涼しげで、初夏の空気によく似合う花だと思います。
じめじめした季節ではありますが、アジサイを見ると「この季節もいいな」と感じさせてくれます。

こんもりとした丸い形がかわいらしいアジサイ

アジサイは咲き進むごとに少しずつ色が変化していくのも魅力のひとつです。同じ一本でも表情が変わり、その時々の美しさを楽しめる花だと思います。

アンティークな色合いに変わり始めたアジサイ

今回はそんなアジサイを主役に、ブルー系のアレンジメントと、やわらかなピンク系のブーケを作りました。

ハーブや草花と合わせ、雨上がりの庭のようにみずみずしく

アレンジメントには深いブルーのアジサイを使い、ハーブや草花をたっぷり合わせて、雨上がりの庭のようなみずみずしさを意識しています。グリーンを多めに入れることで重たくなりすぎず、初夏らしい爽やかな空気感が出るように仕上げました。動きのある草花が入ることで、自然の景色を切り取ったような雰囲気も感じてもらえたら嬉しいです。

淡い色合いの中にグリーンを添えて

ブーケは淡いピンクのアジサイを中心に、やさしい色合いでまとめました。ふんわりとした花の重なりの中にグリーンを添えることで、甘くなりすぎず、季節のやわらかさを感じられる花束になっています。

雨の日は少し気分が沈みがちになりますが、花を飾るだけで、いつもの景色が少し違って見える気がします。この季節ならではのみずみずしい花たちを、日々の暮らしの中で楽しんでもらえたら嬉しいです。

【青系アレンジメントの使用花材】
アジサイ・カラー・バラ・デルフィニウム・オダマキ・ポピー・クレマチス・レースフラワー・ゼラニウム・ハニーサックル・アスパラプルモーサス 

【ピンク系ブーケの使用花材】
アジサイ・ダリア・バラ・コデチャ・ラペイロージア・ゼラニウム・スズメノチャヒキ


Green & flower fuller 店主 平野 保志さん
新潟市出身。アパレル業界で長く勤めた後、「自分で商売をしたい」と帰郷。花屋での修業を経て、2010年に新潟市江南区に「Green & flower fuller」をオープン。若い頃はプロを目指したバンドマンで、今も音楽鑑賞が趣味。
インスタグラム|@fuller_store