新潟市中央区の新潟日報カルチャースクールメディアシップ教室で開かれている「漢方養生ラボ」は、10年後も健やかに過ごせるように、自分をいたわる健康習慣を学ぶ講座。漢方養生指導士の阪本ともみさん(58)が講師を務め、薬膳茶を飲みながら季節に合わせて心身を整える食養生について知識を深める。

漢方は、古代中国から伝わった中医学から派生した日本の伝統医学。体内の「気」「血」「水」の3要素のバランスを調えることで健康につながると考えられている。
5月に開かれた講座は夏の養生がテーマ。阪本さんは受講生と対話しながら、おのおのの体調に合う養生をアドバイス。「寝汗をかきやすい」という悩みには、体に潤いが足りない「陰虚」の状態と指摘。潤いを補いつつ毒を出すトウモロコシのひげ茶をふるまい、腎機能を高める食材を使ったレシピなどを紹介した。受講生は積極的に質問をし、自身の養生テーマを決めて体調改善を誓っていた。
新潟市出身の阪本さんは都内で美容業界に長く携わった後、親の介護のためUターン。現在は訪問ケア事業を営み、美容サービスなどを提供している。漢方養生は、自身がかつて病気をしたことを機に勉強を始めたという。「続ければ体は確実に変わっていく。体質や季節に合わせた食養生をぜひ実践してみてほしい」と話した。
漢方養生ラボ(夏~初秋編)(3ヵ月)
第2(火) 10:00~12:00
https://cul.niigata-nippo.co.jp/course/detail?id=523811



