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2024.04.07 life PR

わが子の結婚問題を専門家に聞く / 新潟結婚活動親の会

エリア

新潟市

婚活市場は活況。でも婚活は“簡単”ではない

「今、世の中の婚活のスタイルは、実に多様化しています」と話す大海原(おおみはら)さん。「近年は結婚相談所や婚活イベントがとても増えています。また、マッチングアプリの利用者も多く、以前の出会い系サイトのようなネガティブなイメージではなくなってきています。婚活への抵抗感が薄くなり、ハードルが下がっている印象ですね。そういう点では、多くの選択肢から自分に合った婚活をセレクトできる時代です」

しかし、それがすぐに“運命の人と巡り合える”ことにはつながらないとも話す。「婚活イベントで出会った、マッチングアプリを通じて結婚した、という成功事例を見聞きすることで、今は婚活への期待値が実態以上に膨れ上がっているように感じます。婚活する人、つまり母数が増えれば、当然成功事例は増えます。しかし確率的には簡単なことではありません。耳障りの良い成功事例にとらわれ過ぎず、自分に合った手段を選ぶことが大事だと思います」

親が子の結婚を心配するのはごく自然なこと

「今の若い人は結婚したがらない」。そうした声を耳にすることがある。しかし、大海原さんは、それは偏った見方だと話す。統計によると、未婚者の 8 ~9 割は将来的には結婚したい、あるいはいい人がいたらすぐにでも結婚したい、と考えているという結果が出ているそうだ。一方で、気持ちはあっても出会いのきっかけがない、というケースも多い。

「現代は、昔のように職場の上司や親類など、周囲の誰かが世話をしてくれる時代ではなくなりました。そうした中で、当事者と同等、もしくはそれ以上の温度で結婚を願う唯一の存在が親です。それはごく自然なことですね。それを踏まえて、親御さんはまず、現代の婚活事情を把握することが大切だと思います」

親の一歩が、子の一歩

大海原さんは、「新潟結婚活動親の会」を主宰し、子どもの結婚を願う親を対象にした相談会を県内各地で開催。実施実績は4月の開催で88回を数え、相談実績も2,500世帯以上になる。また、姉妹団体のにいがた地域仲人推進協議会では、お世話の専門家“地域仲人”を養成。これまで13人の認定者を輩出し縁結びの活動を推進している。

「婚活においては不確かな出会いも一定数ある中で、身近な信頼できる人からの紹介は安心感があります。その最たる存在が親です。結婚は個人の問題。しかし両家、家族のつながりでもあるわけです。結婚を望む人と同じだけ親の存在があります。将来のこと、結婚のことについて、まずは親子で向き合いベクトルを合わせることが大切だと思います」

 


 

新潟結婚活動親の会 代表 大海原裕樹さん
親同士のコミュニティー「新潟結婚活動親の会」を主宰。親対象の婚活支援専門家として両家の引き合わせ支援や講演活動を行っている。ラジオ番組「婚活の授業」でパーソナリティーとしても活動。

 


第88回親御様向けの婚活相談会

わが子の結婚に悩む親を対象とした「親御様向けの婚活相談会」が4/29(月・祝)に開かれる。毎回県内各地から多くの来場者が集まり大盛況で、今回はことし初の開催となる。

日時:4/29(月・祝) 9:30~11:30
会場:新潟ユニゾンプラザ(新潟市中央区上所2-2-2)
定員:先着30名[要事前予約] 
申込締切:4/24(水)※定員に達し次第終了
参加費:1世帯1,000円
申し込み・問い合わせ:025-201-7758
※受付は平日12:00~18:00
HP: https://www.bridesc.jp/

参加申込はこちら

 


新潟結婚活動親の会

住所│ 新潟市中央区天神1-1 プラーカ3
電話│ 025-201-7758
時間│ 月~金曜(祝日を除く) 12:00~18:00
HP│ https://www.bridesc.jp/