新潟県南魚沼市の六日町駅を出発し、隠れ家的カフェ「上町(うわまち)コテジ」でまずはコーヒーを一杯。その後向かうのは「魚沼の里」。クラフトビールの施設を見学してお土産を購入。おいしいランチで一休みの後は、田園や魚野川沿いをポタリング。山や川の自然の風景を楽しんで、最後は足湯でほっこりしたら、ゴールの六日町駅で自転車を返却。

緑豊かな南魚沼の景色と食を堪能

今回使うのは、南魚沼市のレンタサイクル「里山Minicle（ミニクル）」だ。利用日前日の12時までに予約を済ませる必要があるため、予定が決まったら早めにホームページのフォームから申し込もう。料金は2時間1,000円、4時間1,500円、6時間2,000円、1泊2日2,500円（翌日12時まで）の４コース制だ。車種はすべて電動アシスト付きで、スポーツタイプのベロスター、車輪の小さいベロスターミニ、シティータイプのティモSから選べる。

まずは六日町駅東口１階「MUSUBI-BA」の貸出ステーションで手続き。受付時間は９時から16時で、返却最終時間は17時となっている。足取りも軽く、昨年11月にオープンしたカフェ「上町（うわまち）コテジ」へと向かう。試飲して選べるコーヒーはどれも個性的。カフェインで気合を入れていざ出発！

上町コテジのオーナーの大島隆夫さんが入れるコーヒーは、冷めてもおいしいのが特徴。コーヒーが苦手な人のために紅茶も用意されている

次の目的地は八海醸造が手掛ける複合施設「魚沼の里」だ。ガラス越しにクラフトビールの醸造設備を見ることができる「猿倉山ビール醸造所」では、ビールや蒸留酒、酒のあてになりそうなものがずらり。お土産を買ったら「魚沼の里」敷地内の「そば屋長森」に移動し、ランチ休憩。移築古民家の豪壮な造りを眺めながらおいしいそばを食べられる。

そば屋長森の野菜天せいろそば（1,540円）。希望すれば濃いめの江戸前と薄味の田舎、２種の特製つゆが付いてくる

復路は田園地帯や魚野川左岸などの自然豊かなルートをポタリング。新緑の山に和みながら心地よくペダルをこぐ。疲れを感じる頃に見えてくるのが、六日町大橋の西詰にある足湯「お六の湯」だ。少し熱めのお湯に足を浸していると、どんどん疲れが取れていく。羽が生えたように軽くなった足で六日町駅へと向かい、自転車を返却。

コースMAP

❶ 六日町駅
❷ 上町コテジ
住所│新潟県南魚沼市坂戸688
電話│025-788-0389
時間│9:00〜15:00
定休│火・水曜
❸ 猿倉山ビール醸造所（魚沼の里内）
住所│新潟県南魚沼市長森193-1
電話│025-775-7666
時間│10:00〜17:00
定休│元日
❹ そば屋長森（魚沼の里内）
住所│新潟県南魚沼市長森415-23
電話│025-775-3887
時間│月～金曜、祝日11:00～15:00（土・日曜は〜17:00）
定休│元日
❺ お六の湯
所在地│新潟県南魚沼市六日町（六日町大橋西詰）
電話│025-773-6665（南魚沼市商工観光課）
時間│24時間（月・水・金曜の7:00〜8:00は清掃作業）
定休│なし
料金｜無料

里山ミニクル

問い合わせ｜
025-778-0511（南魚沼市まちづくり推進機構）、
025-775-7244（うおぬま・浦佐駅観光案内所「MYU」）
https://www.minicle-cycling.com