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2024.07.07 life

【特集】「つながり」が作る社会 / Café Bon Vivant

エリア

新潟市

私たちの人生は、誰かとつながることでより豊かになるというもの。
しかし新型ウイルス禍以降は「つながり」のありようが変化したように感じている人も多いのでは?
今回は三つのスポットのうち新潟市西区のカフェ「Café Bon Vivant(キャフェボンヴィヴァン)」の自由で楽しい「つながり」のかたちを紹介します。


一人の時間も緩やかなつながりも楽しめる

31年にわたり新潟の月刊誌の企画・編集をしてきたプロダクション「プレッセプレッセ」が、人気コーナー「おひとり同士委員会」を発端にWEBサイト「Bon Vivant(ボンヴィヴァン)」を立ち上げたのは昨年のこと。「一人」を楽しく豊かに生きていく知恵や情報を発信しており、そのリアル空間として誕生したのが「Café Bon Vivant」だ。バスや車が行き交う大通りに面していながら、中は静かで落ち着いた雰囲気。大人の隠れ家的空間でコーヒーやワイン、手作りのランチやおつまみを楽しめる。

ちょうどいい距離感の接客で、楽しく穏やかな時間を過ごすことができる。若い人や男性の来店も多いという

ユニークなのは「お一人でご来店ください」という基本ルール。といっても独身者や配偶者を亡くした人など、世間でよく言われる「おひとりさま」限定では決してない。誰でも一人で来て、一人の時間をゆっくりと過ごすことができる。「今は一人の時間をつくりにくい時代です。常にインターネットに縛られていたり、人の目を気にしたり。まずは一人の時間を楽しんで、その先に自然と生まれるつながりを楽しんでもらえたらと思います」と代表の間仁田(まにた)眞澄さんは話す。スタッフや初対面のお客さん同士で会話が弾むこともあるという。

2階は有料会員(月額2,500円)限定のサロン。ずらりと並ぶ本や雑誌は自由に閲覧できる

月に1回くらいのペースでイベントも行う。これまでに、89歳にして現役樹医である女性のお屋敷への訪問、税理士による相続に関する講座などを開催。編集業で培った幅広い人脈を生かしたイベントはBon Vivantならではだ。

家庭、職場、友達とも違う新しい「つながり」がここにある。いや、つながるもつながらないも自由なのだ。気になる方はWEBサイトやカフェを「一人」で訪れてみては。

一点ものの古道具や器は、その道に詳しい人が所有していたもの。気に入ったものがあれば購入も可能

 


お薦めメニュー

おつまみセット 1,400円
グラスワイン 660円

毎日変わるおつまみセットは、ワインに合わせるのがお勧め。この日はカッテージチーズとニンジンのサラダ、ゆで卵の塩こうじ漬け、生ハムの燻製(くんせい)、紫キャベツのドイツ風など。一つ一つ手作りで味わい深く、大満足の一皿

 


Café Bon Vivant

住所|新潟県新潟市西区小針上山4-35 Bon Vivant 1階[地図]
電話|025-378-8169
時間|11:00~20:00
駐車場|3台
定休|月曜、日曜不定休(HP、SNSで確認)
https://www.bonvivant-web.com

 

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