紙ひもを使ったクラフト手芸の楽しみ方を、新潟日報カルチャースクール講師の船岡和夫さんに教えていただきました。
教えてくれた人 紙ひもクラフト作家 船岡 和夫さん
新潟市出身。25年前、図書館で出合った本をきっかけに、紙ひもクラフトの世界へ。電車、建造物、干支(えと)などの造形物を制作し、注目を集める。新潟日報カルチャースクールで紙ひもクラフト講座の講師を務めている。
手を動かして、自慢の作品を作り上げる楽しみを
紙ひもクラフトは、紙バンドやクラフトバンドと呼ばれる紙製のコード(紙ひも)を使って、いろいろなアイテムを手作りするもの。竹細工やつる細工のように、細いひもを編み上げて作品を作っていきます。もとは荷造り用のひもでしたが、それが手芸用に転換され、約30年前に第一次ブームがあり、最近はエコな素材として再注目されています。
クラフトバンドは1ミリ径のひも12本が接着されており、好みの幅に裂いて使います。いま流行しているのが山ぶどうのつるをイメージしたひも。これを使って編み上げると、まさにつる細工のような仕上がりになります。
編み方は、四角が連続する石畳編み、愛らしい花結び、網代(あじろ)編み、うろこ編みなど、とにかくたくさんあります。初心者の方はコースターなどの小物で定番の編み方を体験するといいでしょう。人気が高いのは「かごバッグ」作り。好きなデザインで編み上げ、実際に使えるのが魅力です。コツコツと編んでいくので忍耐が必要ですが、紙ひもがすてきな作品に仕上がっていくのはとても面白いですよ。
作り方
新潟日報カルチャースクール 講座案内
紙ひもクラフト AB
開催日時|第2・4水曜 15:30~17:30(A初心者向け)、13:00~15:00(B経験者向け)
受講期間|10月~2025年3月(6カ月、計11回)
料金|21,175円 ※別途教材費(1作品1,000円程度)
申し込み|025-385-7346 https://cul.niigata-nippo.co.jp/