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2024.11.08 visit

新潟・胎内発の乙な味! ありそうでなかった「〇〇弁」

シリーズ

地元の推しコレ

エリア

下越/佐渡

地元をよく知る「推し人」が推しスポット・イベントを紹介する「地元の推しコレ」。
assh
紙面で紹介しきれなかった新潟県胎内市の推しを、乙宝寺(おっぽうじ)の観光ガイドで乙(きのと)まんじゅうやの久世俊介さんに、全4回にわたり紹介してもらいます。 

地元の推しコレ・胎内市


電車の「駅弁」、飛行機の「空弁」…
この世には様々な「〇〇弁」が存在しますが、「寺弁」というお弁当はあまり聞きなじみがないのではないでしょうか?

こちらは新潟県胎内市乙(きのと)という地域。胎内市と村上市の境目に位置し、736年に北陸一帯の安全を願い開山され、釈迦左眼仏舎利(お釈迦様の左眼)が納められたと伝わる『乙宝寺』を中心に栄えてきた地域です。

また、『どっこん水(すい)』という湧水が、古くから地域の生活に恵みをもたらしてきた地域でもあります。

広い境内には国指定の重要文化財「三重塔」など様々な文化財が残る

ガイドと一緒に散策も可能

 そんな『乙宝寺』と『どっこん水』という地域のシンボルを掛け合わせて出来たのが『寺弁(てらべん)』。

春夏秋冬のメニューがあり、写真は秋メニュー。彩り豊かな秋野菜がふんだんに使われている

どっこん水の地で育った野菜を「お寺」にかけて「精進料理風」に仕上げたカラダにもうれしいお弁当。
春夏秋冬それぞれのメニューが、季節ごとに楽しめます。

それぞれの味の良さはもちろんのこと、私(36歳中肉中背男性)でも満足するボリュームも魅力です。

ちなみに私のイチオシは唯一通年メニューの「お茶ごはん」。シソの葉や茎の煮汁で炊くご飯は乙地域ではなじみ深いごはん。一口ほおばるとシソの風味がフワーっと広がる大好きな一品です。

ぜひ一度召し上がっていただきたい「お茶ごはん」

 提供する米澤屋のほか、ツアー等にて乙宝寺本坊で食べることもできます(10名以上・要問合せ)。

 歴史ある乙宝寺を巡った後は、味覚でも乙を楽しんでみてください。

米澤屋

■場所 新潟県胎内市乙1024〔地図
■電話 0254-46-3018
■駐車場 あり
※寺弁は2個以上~。3日前までの要予約。1食1,350円(税込)※2024年現在
※乙宝寺本坊を団体利用の場合のお問い合わせは乙まんじゅうや(0254-46-2008)まで

乙宝寺

■場所 新潟県胎内市乙1112〔地図
■駐車場 あり
※ガイドのお問い合わせ・ご予約は乙まんじゅうや(0254-46-2008)まで