地元の推しコレ・新潟市中央区②
推し人 上古町の百年長屋SAN副館長 金澤李花子さん
おすすめのランチに続いて、よく聞かれる質問といえば
「おすすめの新潟土産って?」
柿の種やワンカップ日本酒なんかは、新潟らしくて失敗しない品々ですし、
他にもサラダホープやヤスダヨーグルトなど、新潟らしいお土産はたくさんありますよね。
新しくなった新潟駅に行けば、なんでも揃ってしまう品揃えに安心しきっている、今日この頃です。
そんな数ある新潟土産ですが……
ラインナップの一つとして、県外の方をとびっきり驚かせられるようなお土産を一つ持っておくと、いざという時にお土産探しに走り回る必要はありません。
ちょっといいものを、目上の方や食通に贈りたい。
そんな時に私がいつもお世話になっているのが「加島屋本店」です。
鮭の加工品で有名な加島屋さんは、新潟市古町の東堀で来年創業170年を迎える老舗塩干物店。
新潟市で鮭?という方もいらっしゃるかもしれませんが、
実はかつては、信濃川の最下流でとれた脂のたっぷり乗った鮭を焼漬けなどの加工品にしていたことから、今日まで新潟市の鮭文化を守り伝えている地元の名店なのです。
鮭のほぐし身がぎっしり詰まった「さけ茶漬」ももちろん有名ですが、私のお気に入りは「サーモントラウトハラス塩漬」。
脂がよく乗っていて、たっぷりの大根おろしといただくと、絶品のおつまみに!
店内には、瓶詰めや乾物など、加島屋社内の“食の目利き”が選定した「良い品」が揃っていて、見ているだけでも楽しいものです。
さらに加島屋本店では、ここでしかいただけない「おこっぺソフト」もおすすめします。
トッピングするソースも新潟の果実など数種類のラインナップ!
お子様連れも大満足の抜かりない完璧な商品構成には、いつも驚かされます……
少し話が脱線してしまいましたが、そんな加島屋本店で私が選ぶ手土産ベストがこちら。
実は、加島屋の商品は品質維持のために要冷蔵・冷凍商品が多く、この商品を知る前までは
「あまり手土産に向いていないなぁ」と思っていたのです……。
そんな心の声を汲んでくれたのか(笑)、先日店頭でご紹介いただいたのが、この水煮シリーズ。
なんと、温度管理の必要な瓶詰と同じ食材が水煮の缶詰になっているため、常温管理が可能な商品!待ってました!
水煮になっているため、料理に活用したり、そのままサラダの具材にしたり、と使い勝手のいいところも高ポイント。
きっと商品開発には多大なる労力がかかっているのでは?!と、感謝せずにはいられません。
これからの季節、贅沢な自分へのご褒美ご飯に、友人のお家へ遊びに行く際に……
新潟が誇る、食の目利きによる加島屋の最高な一品を手土産にするのは、いかがでしょうか?
加島屋本店
〒951-8066 新潟県新潟市中央区東堀前通8番町1367
営業時間 午前9:30 ~ 午後5:00(日曜定休 *12月は休まず営業)
連携駐車場/複数あり
HP/https://www.kashimaya.jp/