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2025.05.28 life

初夏から晩秋まで 少しの手間で長く美しく

エリア

新潟市

暮らしに花と緑があれば、きっと毎日がもっと心豊かになれるはず。
細川洋蘭農園(新潟市江南区)の細川実幸さんに毎月季節の植物をご紹介いただきます。


夏に向かい、街路樹の葉も鮮やかに、いよいよガーデニングシーズンの到来です。
今月は、初夏から晩秋まで長く楽しめる寄せ植えをご紹介します。

手順はこちら
①木箱に穴を開けて、鉢底穴に虫除けネットをしきます。
②軽石、赤玉、培養土を入れ、肥料と農薬を入れます。
③花材を後のほうから入れていきます。
④最後に培養土を花材の隙間に入れます。
⑤化成肥料を入れから出来上がりです。
⑥水やりを鉢の下からでるまで水をあげて完成!

こちらは紫と緑の花色が個性的な「ペチュニア アマゾナス プラムコカトゥー」を中心に、銀色の葉を付けた枝を伸ばす「オレアリア リトルスモーキー」、白い小花がかわいらしい「ユーフォルビア グリッツ」、柔らかな白い葉の「アルテミシア モリスストレイン」、「ワイヤープランツ スポットライト」、「黒龍」で彩った寄せ植え。

花色豊富で人気のペチュニアは、晩秋まで咲くことができるお花です!
きれいに咲かせるポイントは、ペチュニアのカットを月に1回程度すること。
下の葉を4、5枚残して切ってしまいます。
切らないと蒸れてしまうので、花が咲いていてもためらわずに切りましょう。
切り戻す度に化成肥料を少しあげるとお花が喜びますよ^_^

また、ペチュニアは日当たりの良い場所を好みます。
これから梅雨を迎えますが、長雨に当てないようにするといいですね。

こちらも晩秋まで楽しめる、四季咲きのミニバラとペチュニアを使った華やかな寄せ植え。
「ミニバラ グリーンアイス」はピンクがかったつぼみから白い花が咲き、次第に淡い緑色に変化する品種。落ち着いたベージュの花びらが美しい「ペチュニア カプチーノ」、ブラシ状の花穂が軽やかな「赤花ズイナ」、「オレガノ ミルフィーユリーフ」、「斑入りジャスミン ミルキーウェイ」、「へーべ」と合わせました。

バラ、ペチュニアも成長すると伸びてくるので、何度かカットしながら晩秋まで花を咲かせます。


細川洋蘭農園 細川 実幸さん
細川洋蘭農園・専務。フラワーコーディネーター。父が開業した同園を夫と共に継ぐ。毎月店内で開催している寄せ植え教室の講師を務めている。店で販売している植物や雑貨などの仕入れも担当。4人の子どもの母。
https://hosokawayo-ran.com/